1月15日(月)お休みはゆっくり

 休館日。お蒲団にくるまり蓑虫状態で休眠を楽しむ。それにも飽きて午前十一時半起床。昼食後ブックオフ三島徳倉店へ自転車で行く。池上永一「レキオス」文藝春秋2005年、文庫棚から「泉鏡花集成 12」ちくま文庫1997年、北森鴻「親不孝通りディテクティブ」講談社文庫2006年、陳舜臣「桃源遙かなり」徳間文庫1985年、藤田宜永「壁画修復師」新潮文庫2001年、森銑三「明治人物閑話」中公文庫1988年、藤子・A・不二雄「ドラえもん3 ドキリ風刺編」小学館コロコロデラックス2000年、全部初版計735円。

 「最後のY談」後半を読む。竜頭蛇尾だな、これは。前半だけで本にすれば最高の猥談本だったわ。54頁の注「団鬼六」で森奈津子オススメ作品として「花と蛇」「肉体の賭け」「お柳情炎」があげられている。前二作品は読んでいるけど、私の一推し作品は「肉の顔役(正・続)」。幻冬舎アウトロー文庫で読める。

 それにしても、プロフィール欄「sports」に中村うさぎは「スポーツは観るもやるのも大嫌い!」とまともに書いているけど、森奈津子は「自慰」、岩井志麻子は「本当にセックスしかないわ」と書くかあ。

 勉強になったことがひとつ。「巾着」「みみず千匹」「数の子天井」の違いがわかった、37頁の注。