重なる

 何をチョンボやってんだか。昨日の映画は「クロッシング・ザ・ブリッジ」だ手元のチラシを見てアチャー。
 昨日閉館後、知人の車に同乗して造形作家八つ木のぶ氏のアトリエを訪問。ネットでは見ているけど、実物は初めて。アトリエにあるのは模型だけれども、作品の際立つ特徴が十分に伝わる。一瞥でこれはいいと感じた。ダイナミックに流れうねる曲線体が、無理のない素直な造形を成している。生命力の発露のありうるかたちを造形している。面白い。ちょっとの訪問の予定が、午前一時まで延びてしまった。当初は三人で途中から仕事を終えて帰宅した奥さんを交え、六時間ほど延々と語り合ってしまった。
 八つ木氏はK美術館の二階へはまだ上がっていない。知人が次回に、と止めたのだけれど、昨日の会話からこれで焼きものが話題になったらいつお開きになったか。北一明の作品をどう感じるか、楽しみ。

 昨夜不在の時に知人からブックオフ三島徳倉店へ買出しの誘いの電話が自宅にあった。きょう電話してみると、彼のお気に入りの女性店員に再会、古本も何冊か見つかった、と嬉しそう。こちらは一昨日サンリオギフトショップでかわゆい子に出会ってしまった。それぞれのバカ自慢。

 奥野淑子さんから寒中見舞い。
「年賀用の作品を作っていたらお年玉抽せん日を過ぎてしまいました・・・。」
 ま、作品がいいからいいから。

 ブックオフ長泉店で二冊。瀬名秀明「ハル」文春文庫2005年初版、堀口大學「月下の一群」講談社文芸文庫1996年初版、計210円。