昭和レトロなアラブ歌謡

 ワールドミュージック町十三番地昨日のブログで「Arab Tango by Soumaya Baalbaki」なるCDが紹介されていた。

「1930〜50年頃に中東地域では、タンゴに影響されたアラブポップスなんてものが歌われていたようですね。
 これは、かって愛好されたその音楽を、レバノンの若手実力派歌手が今日に再生してみせたものだそうです。2008年作。」

 このCDを聴いて連想したのが、「 Hanine Y son Cubano arabo-cuban 」2002年なるCD。上記の歌手と同じレバノンの女性歌手ハニーンがキューバのミュージシャンの演奏をバックに懐かしのアラブ歌謡を歌ったもの。 son とはキューバの代表的な音楽様式。日本盤の解説には「アラブ歌謡とキューバ音楽が合体した超異色作!!」とある。そのとおりだ。どちらも日本でいえば昭和レトロな雰囲気がなんとも心地よい情感を醸し出している。

 テケママがご主人と来館。彼女に上記ハニーンのCDをお貸しする。