昨日ふれた「近代日本の100冊を選ぶ」に選出された谷崎潤一郎『文章読本』1934年(昭和9年)を、丸谷才一は「上等の啓蒙書」と評している。谷崎は他に『痴人の愛』1925年(大正14年)が入選。他に二作入選は永井荷風の『腕くらべ』1917 年(大正6年)と『断腸亭日乗』1947年(昭和22年)だけか。
斎藤美奈子『文章読本さん江』筑摩書房2002年3刷にはこんな記述。
≪よく知られているように、「文章読本」という四字熟語を発明し、書名に冠した最初の書物は谷崎潤一郎『文章読本』である。≫4頁
≪文章読本は損な仕事だ。執筆には多大な労力を要するはずだが、谷崎潤一郎『文章読本』は彼が残した小説作品を超えるものではない。≫246頁
≪原点にもどって考えてみよう。文章読本とは、はて、何なのか。≫250頁
明日に続く。
ミニストップのソフトクリームは友だちも好き。これのためにだけ、きのうも行った。ネットの拾いもの。
≪ミニストップでファーストフード頼んだ時に
「骨なしチキンのお客様ー!」って呼び出されたんだけど、
なんかすごい罵詈雑言を浴びせられたような気がする。≫