藝能東西

 昨朝より寒いくらいだけど、畑の霜柱はショボイ。乾燥して水気が乏しいのかな。

 昨日取り上げた小沢昭一『ドキュメント 綾さん』は、季刊『藝能東西』新しい芸能研究室に連載されたもの。そのときの題は「トルコの思想  綾さんの世界」。最終号である十号の『遠花火号』1977年は「ストリップ大特集」。ストリッパーの顔写真を見ては、ああ、こんな美女に会いたい〜と願った、遠い花火のような……。編集・発行人の小沢昭一は「口上」でこんな言葉を引用している。

《 「人間は晩年の生き方がむずかしい。いまにわかるだろう」 》

 発行人の一人、山本益博は「料理は芸術にはなりたがらない」で書いている。

《 料理人の仕事は、すべてその料理を味わった人だけが評価することができる、きわめて個人的な関係でできあがっている世界なのだ。そして、それはつくる人にとっても食べる人にとっても二度と還らぬ経験なのである。 》

《 生の刹那にすべてを賭け、燃えつくしてしまう料理は、芸術になどなる時間はない。 》

 午後は愛知県安城市からの約三十人を、源兵衛川と松毛川へ案内。午後四時過ぎ美術館へ戻る。西日が真正面。これはキツイ。

 ブックオフ長泉店で二冊。赤城毅『書物狩人(ル・シャスール)』講談社文庫2010年初版、森達也メメント実業之日本社文庫2012年初版、計210円。

 ネットの見聞。

 ニホンモニター 2012タレント番組出演本数ランキング。マツコ・デラックスが女性部門7位に。注釈あり。

《 男性では36位にランキングされるが、活動状況から女性タレント部門でカウントした。 》

《 有権者になって38年になるけど、これほど話題が豊富な選挙は初めてだなあ。 》

 ネットの拾いもの。

《 恒例、今年の漢字が発表された。

  「金」

  金正恩への警告!? もしか、もしかしてな。 》

《 馬鹿な子ほどかわいいっていうからオレも神様に好かれるかもしれないな。 》