若いお母さんたちがさらさらと来館。さらりとした会話。……いつもと違う雰囲気。なんかテレビドラマの収録風景みたい。展示を初めて見る方は「まあ、凄いわねえ〜」と驚きの声を上げる。そのとおりでございます〜。
昨日ふれた林達夫・久野収『増補 思想のドラマトゥルギー』平凡社1984年第二版初版は、あまりに濃い内容なので、日を置いてじっくり読んでいる。折り返し点を通過したところ。読了まであと一月はかかるだろう。「二 わが遍歴時代」から。
《 林 現代小説も読めば、日本美術の展覧会にも足を運ぶ。テレビもよく観るしね。茶道なんかは大嫌いだから、いや、おかしくて吹き出しそうになるから、これはやらない。 》
この茶道についての発言には大いに驚いた。なんとも力強い発言だ。うれしいねえ。
《 林 マルクスは学術文献以外にも、ダンテにしろシェイクスピアにしろ、古典を熟読玩味しているでしょう。あらゆる時代の一流学者はみなそれをやっている。僕なんか五流だか七流だか三十流だか知らないけれども、それをやらなきゃ嘘でしょう。 》
これぞインテリゲンチャ。私には夢。
昨日引用した「成熟戦略」と私の試案「環境〜観光」、原研哉らの「HOUSE VISION」につながる気がする。
ネットの見聞。
《 こういう時勢ですが、少し引きの目で世界を眺めてみませんか。 》 原研哉
《 人の活動には「報われることを願って活動する」場合と、「報われないことを覚悟で活動する」場合があります。 》 武田邦彦
ネットの拾いもの。
《 年賀状印刷してたらインクが切れた! 僕もキレた! 》