祭りは終った

 昨夕はネットゲリラこと山田氏の店内ライヴにちょっと顔を出す。三島を題材にしたご当地ソングが興味深い。ワカル人だけにワカル歌詞。

 昨晩も用は無いのにふらふらと人込みに紛れ、三嶋大社の鳥居の前でも催されるシャギリの競り合いをポカ〜ンと見上げていた。結局はライヴ感なんだな。ステレオや映像では体感できない生の現場の魅力。これに尽きる。演劇もそうだ。といって、演劇に熱中したのははるか四十年前の状況劇場だったけど。妖しい四谷シモンにドッキリ。音楽は今でもライヴを楽しむことはあるが、三島囃子のシャギリは、血が底から騒ぐ。これが土地の伝統なのかも。 You Tube には画像がいくつあるが、現場の熱気は伝わらない。まあ、そんなことより、女子のお囃子を見たかっただけ。

 夏祭りの三日間の人の動きを振り返って、多くの発見があった。山車とお囃子連、ダンスチームと踊り連、お神輿連、露天商、そぞろ歩く人たち、警備の人と警察官。皆それぞれが「われらの世界」をつくり、サラダボウルのように一緒になっている。老若男女それぞれの仲間内にはあっても、団体間には参加の連帯感高揚感はあまりない。これはこれ、それはそれの不可侵。それでいて何の混乱も起きない。楽しければいいじゃん。でも、狂騒に走る馬鹿はいない。おのれをわきまえた秩序ある熱気。これは考察意欲を刺激される。省みれば昼間から祭りにのんきに繰り出したのは、今年が初めて。昨年までは仕事で昼間は出られなかった。じつに新鮮だった。

 朝、空が青い。祭りが終ると陽射しや風に去りゆく夏を感じるが、今朝感じる。

 午後、知人の息子の内輪のライヴ演奏の観客になる。

 ネットの見聞。

《 虚心坦懐に質問。今年は未曾有の猛暑。エアコンはフル回転。熱中症予防にエコンすよう推奨。なのに原発は一基も稼動していない。なんで伝直不足にならないの。原発問題で物申すと湧いてらっしゃる自称専門家の皆様、お願い教えて。それとも密かに稼働してるのかな。 》 藤岡真

 ネットの拾いもの。

《 すごいな女性誌。特集が「雌ガール流LOVEの育て方 時代は、ひとりモテ!」 もはや何を言っているのかわからない… 》