味戸ケイコ展へ行ってきた。一点、一頭地を抜く作品があった。味戸さんにその理由を話す。 観客はそうとは思わない=気づかないようだ。面白いものだ。
「夕暮れの少女」絵・味戸ケイコ/短歌・平岡淳子(ギャラリーハウス・マヤ)
http://www.gallery-h-maya.com/schedule/17479/
味戸さんの在廊日:17、20、22、26、29日を予定。
宵、造形作家の白砂勝敏さんが新作を見て欲しいと持ってくる。縦60センチ、横120センチ+20センチ、厚さ 3センチ、重さ30キロ。板とセメントと小石、鉄板、鉄筋でできたレリーフ(?)作品。うーん、これはいい。地球の 歴史性と造形がお洒落に決まっている。積層する地層の重層的な地質、生命の斬新的進化と突出。そんな印象を受ける。 通りがかった床屋さんが「オシャレですね」と感想を述べたが、まさにそれ。床屋さんにオシャレと言わせるように、 重苦しい印象はまるでない。靉光『眼のある風景』、三岸好太郎『海と射光』の遠い反響を感じる。んなことを書いても、 実物を見れば全然違うと思うだろう。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/060610/
http://www.fukuoka-art-museum.jp/jc/html/jc04/01/migishi_kotaro.html
ネットの見聞。
《 フランス文学研究者の坂本浩也氏からいただいた情報によると、不可能犯罪ミステリ研究家ロラン・ラクルブ編の アンソロジー 《La Grande Anthologie des chambres closes et du crime impossible Tome 2》 (Manannan、2016。序文ポール・アルテ) に大阪圭吉 「寒の夜晴れ」 が、法月綸太郎 「緑の扉は危険」 と共に収録されたとのことです。 》 藤原編集室「今日のあぶく」19日
http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/today.html
大阪圭吉 「寒の夜晴れ」(『銀座幽霊』創元推理文庫収録)を読んだ。既読のようだ。哀切な短編。
法月綸太郎 「緑の扉は危険」(『 法月綸太郎の冒険』講談社ノベルス収録)を読んだ。既読だった。ミステリは 純文学と違い、謎が解明された快感が筋書きを津波のように押し流してしまう。そして快い残り香。
《 「メンヘラ」という言葉の意味と歴史 2ちゃんねるで「メンヘラ」が誕生するまで 》 メンヘラ.JP
http://menhera.jp/975
《 原発処理に総額30兆円 既に国民負担14兆円 本紙調べ 》 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016102090070405.html
《 新ことわざ「三人(政官財)寄ればもんじゅの知恵」
30年かかっても全然動かないものでも,未来永劫,関係企業が安定収入を得られるようにすること 》 岡口基一
https://twitter.com/okaguchik/status/774090306849353728