『性食考』三

 赤坂憲雄『性食考』岩波書店2017年初版、「第五章 はじまりの神話」「第六章 女神の死」を読んだ。

《 生物界は五界に分けられるらしい。ひとつは、バクテリアなどのモネラ界であり、これは原核単細胞生物で、一倍体細胞として増殖をくりかえして生きている。 それじゃら、原生動物うあ藻類などの単細胞生物から成る原生生物界、キノコ・カビ・地衣植物などの菌界、植物界、そして動物界である。これらの四つの界は 真核生物であり、原生生物界は真核単細胞、そのほかは多細胞である。この真核細胞の登場こそが、「生命の歴史の中で最大のイベントだった」ことが、幾度となく 指摘されている。 》 162頁

《 われわれはたいてい、生と死をめぐる二元論を自明なものと見なしているが、死と対をなすのは生ではなく性であるという厳粛な事実は、あらためて一個の衝撃 でありえている。 》 166頁

 朝、豪雨。雨漏りはなし。被災地で雨はたまらんなあ。
 午後、買いものに行こうと着替えして西の空を見ると黒い雲が押し寄せてくる。干したばかりの蒲団を取り込むと、ザザザーっと土砂降りの雨。ふう。やれやれ。 雨脚は早く、もう止んだ?って気分で買いものへ。野菜はトマト、カボチャ、小松菜。夏の定番。お惣菜が最近いい味になって買う。肉、鮮魚を買わなくなった。 こう暑いと火を使う気にならんわ。

 ネット、いろいろ。

《  日本みたいな地震多い国で
   キャッシュレスなんか無理
  現金最強
  QRコード?ナニそれ?現金のみで〜す、次の方〜 》