青空が広がる

 昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。田中小実昌「ポロポロ」中央公論社1979年初版帯付、レイモンド・M・スユリヤン「パズルランドのアリス I 」ハヤカワ文庫2004年初版、計210円。前者は持っているけど、105円本のほうがキレイ。ポロポロならぬボロボロな気分。そんなときには酒も呑めん。

 明け方まで降っていたけど、日が昇るにつれて青空が広がる。雨天曇天では見通せなかったもの、遠くの光景、ものの影が見えてくる。自分の影を見る。曇天で影が見えないときはやはり危うい。

 明後日六月一日で開館十二年。標語を変える。

「凛とした美の空間へ」