空の青みが日毎に深くなっていく(気がする)。忍び寄る秋の気配。とはいっても日差しは真夏。
味戸ケイコさんから昨日恵まれた東京新聞八月の夕刊一月分、味戸さんの挿絵のある面だけを切り離す。二十数点の挿絵。風景を描いた絵に最も惹かれる。川瀬巴水の黄昏の風景画と同じく、風景のもつ深い情感に魅せられる。原画は葉書大ほど。肩の力が程良く抜けた絵は、今の味戸さんの充実ぶりを物語っている。
東京新聞を切り取りながら、他の面の記事に目を通す。歌人・加藤治郎「ダブルライフは続く」。
≪娯楽といえば『龍馬伝』と『ゲゲゲの女房』を見ることぐらいである。≫
≪『ゲゲゲの女房』を見ると、会社勤めの水木しげるなどあり得ないと思う。プロの漫画家を志すなら全てを賭けるほかない。 ≫
8月30日、梅原猛「思うままに ゲゲゲとの対談」。
≪私は四十年ほど前に「不吉なる終末預言者」と題する水木しげる論を書いた。これは学者が書いた最初の水木しげる論だといわれる。水木氏もまた私の愛読者であったらしい。≫
≪貧乏時代に水木氏は平然として彼独自の漫画を描き続けたようであるが、私も「今に私の時代がくる」とうそぶいて、自分の哲学をつくることに熱中していた。≫
ネットの拾いもの。
≪「もう暑くてたまらないから、ブラも外してしまったですおwww
上半身裸wwwで扇風機あたってるけどきもちいいお」
「女装趣味も大変なんだなww 」≫