苦節13年、今が一番

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。恩田陸『図書室の海』新潮社2002年帯付、『ビュフォンの博物誌』工作舎 1991年初版、大崎梢『晩夏に捧ぐ』創元推理文庫2009年初版、計315円。帯は付いていないけど、美本の『ビュフォンの博物誌』が105円とは嬉しい。中秋の名月を仰ぎながら帰宅。

 きょうの『ゲゲゲの女房』は、水木プロ20周年記念パーティ。果たしてK美術館は20周年を迎えられるか。K美術館も多くの人の協力と支えでなんとか13年やってこられた。苦節13年、と友だちは言う。雌伏十年と言われるけど、十年を過ぎて、いい人たちに出会えた。ありがたい。今がこれまでの人生で一番いいと思う。

 東京のギャラリー川船で個人コレクションの売立てが開催されている。菅野圭介、寺田政明、満谷国四郎ら、惹かれる画家が並んでいる。価格はお安い。が、問題は作品の質と好み。と言っても買うつもりはないけど。