準備万端

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。三浦しをん『木暮荘物語』祥伝社2010年初版帯付、エマ・テナント『続 高慢と偏見ちくま文庫2006年初版、計210円。

 作品そばに名前を付け、これで展示準備完了。今回は重い絵を外してあるので、スッキリした展示になった。昼前、近所の油彩画家湯浅猛氏がひょいと来館。正面を飾る佐竹邦子さんのリトグラフに「絵を分かっている人だねえ」。室内をゆっくり一巡。「男には描けない絵だね〜」と感想を述べられる。たしかに。

 ネットの見つけもの。一目でわかる西洋美術史

《 宗教画の時代
  ↓
  もっと人間社会のありのままを描きたい!
   ⇒ルネサンス(遠近法の発明)
  ↓
  以降、写実性重視の時代がずっと続く
  ↓
  19世紀ころ、写真の発明により画家達の生命ピンチ
  ↓
  そんななか、日本の浮世絵に感銘を受けた一団
  「3次元を2次元に忠実に写し取るより、
  もっと感じるままに描いたらいいんじゃね?」
   ⇒印象派、ポスト印象派の登場

  ↓(ここから様々に分岐、発展)

 「つか、色とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
   ⇒フォービズム

 「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」
   ⇒キュビズムの登場・・・ピカソはたぶんこのへん

 「現実にあるものを描かなくてもいいんじゃね?」
   ⇒シュールレアリズムの登場

 「つか、もうどうでもいいんじゃね?」
   ⇒抽象絵画、ドリップアートとかいろいろ登場  》