支那そば館の謎/木彫の椅子展

 昨日の日録、じつは、伊達巻は知らなかった。辞書を引くと、語義が玉子焼きの前に載っていた。戦後生まれなので、真知子巻きは知っていたけど。

 北森鴻支那そば館の謎』光文社2003年初版を読んだ。《かつては関西一円を荒らす、怪盗だった》が、今は改心して京都は《嵐山の奥の奥に位置する》お寺の寺男が、主人公の語り手。前身が怪盗だけあって、快刀乱麻を断つ……解決までの過程がスリリングな六編。秀作ぞろい。明日へ続く。

 昨日買ったのは知人への贈呈用。読んだのは以前買った本。

 ネットのうなずき。毎日新聞朝刊「万能川柳」から。

《  今髪が増えても人生変わらない  長崎 まいこパパ  》