ダニエル・ダックス

 一昨日、椹木野衣氏がツイッターでダニエル・ダックスに触れていた。美貌の女性マルチプレイヤー、ダニエル・ダックス DANIELLE DAX の日本デビュー盤の二枚組LPアルバム『Up Amongst The Golden Spires 』1986年を久しぶりに聴いた。帯文から。

《 イギリスが生んだ異色の女性アーチスト、ダニエル・ダックス。密林に蠢く昆虫の如く、複雑に交差する「音霊」が、我々の脳波に微妙な変化を引き起こす。彼女が日本向けに制作したコンピレーション・アルバム。》

 当時耳にしたときは拍子抜けした気分だった。パワフルで汗が飛び散り、グイグイ迫って来る演奏ばかり聴いていたから、彼女のコトコトした音作りに脱力した気分が残った。しかし、今聴くと、これがいい。私がオレが、と迫って来ない歌と演奏。なかなかいい。

 ネットの見聞。

《 日本には戸籍制度があるにもかかわらず名字が何通りあるかはっきりしたデータがない。なぜなら「やまざき」と「やまさき」や「斉藤」と「斎藤」を同じと考えるか別カウントにするかで変わってくるからだそう。》