2020-12-29から1日間の記事一覧

『重力と恩寵』六(閑人亭日録)

シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』ちくま学芸文庫1999年5刷を少し読む。《 だが、このあわれみを自然の中でじかに確かめてみるとなると、何も見ず、何も聞かず、何ものにも心動かさぬ者にならないかぎりは、そんなことができるとは思えぬ はずである。だから…