誕生日

 道筋の畠に群生する小菊がお祝いしてくれているような、きょうは私の誕生日。56歳だ。朝、グラウンドワーク三島の事務局長から電話。グラウンドワーク三島が某賞の内閣総理大臣賞受賞の内示。いやあ、これぞ誕生祝いじゃ。

 一昨日買った鷹羽狩行句集「第九」永田書房にはこんな俳句。
  笹鳴きや眼をしひたげし文庫本

 昭和61(1986)年の作。1930年生まれだから56歳の作か。ワカルなあ。昭和の時代の文庫本は活字が小さい。平成になってからは大きくなったけど。でも私は眼鏡を持っていない。昭和の文庫本も裸眼で読んでいる。自慢することでもないか。
 しかし、昭和63(1988)年のこの句には・・・。
  艶夢より覚めて身に入(し)むわが齢

 ブックオフ長泉店で二冊。原武史大正天皇」朝日選書2001年7刷、トレヴェニアン「ルー・サンクション」河出文庫1988年、計210円。