『UMALALI』再び(閑人亭日録)

 祭りの後、にわかに音楽を聴きたくなった。CD『UMALALI The Garifuna Women's Project 』2008年を昨夜も今朝も聴く。 蒲田耕二の文章から。

《 ソン、ビギン、メレンゲ、クンビア……カリブの音楽を聴くと、ぼくは多くの場合、リズミカルな活気以上にメランコリーを感じてしまう。 》

 ジェイコブ・エドガーのライナーノートから。

《 ガリフーナ人は、難船したアフリカ人奴隷とカリブ海地域に住んでいた先住民のカリブ族インディオアラワク族との混血人種の子孫である。現在は主にベリーズ、 グァテマーラ、オンドゥーラス(ホンジェラス)、ニカラグーアのカリブ海に面した小さな村や集落で暮らしている。《ウマラリ》は、グローバル化の大波に抗して独特の 言語と音楽と伝統の維持に務める彼らの魅力に満ちたコミュニティの物語でもある。 》

《 《ウマラリ》(ガリフーナ後で”声”)の制作がスタートしたのは、1997年である。(引用者・略)その後さらに数年、手を加えることも可能だったろうが、 ドゥラーンは2007年末、全12トラックの仕上げにピリオドを打つことにした。 》
  NIbari
 https://www.youtube.com/watch?v=B3KLuGVr92c
 Mérua
 https://www.youtube.com/watch?v=dLygYe-qSYo
 Hattie
 https://www.youtube.com/watch?v=0nY2WZ08Tec
 『UMALALI』、今世紀最も聴いたCDだ。知人にも贈った。喜ばれた。

 東京新聞、美術評は椹木野衣鈴木大拙展「Life=Zen=Art」」。短文だが読ませる。結び。

《 するとどうだろう。現代はおろか、近代以降の文化・芸術の歴史そのものが、これまでとはまったく異なる相貌で見えてきはしないだろうか。本展ではこの大拙的な 禅による、いわば「コペルニクス的転回」を、岡倉天心の「美術」、南方熊楠の「曼荼羅」、柳宗悦の「民藝」、西田幾多郎の「哲学」にまで拡張して捉える超越的な地平が ありうることを示している。 》

 私が現代の美術について漠然と思い描いていることにつながる。西洋の視点ではなく、東洋~日本の視点から美術を捉え直す。そしてアニミズム

 ネット、うろうろ。

《 安倍、菅、と、明らかに〇〇な総理に続いて
  ちょっとマシに見えた岸田は
  総理になって以来、何をしたのか全く思い出せないし
  今回の意味不明な内閣改造で任命された面々を見ても
  もう自民党には邪悪な無能しかいない(しかも壺々しい)と言う事でヨクネ?😩 》 buu
https://twitter.com/buu34/status/1560765362035388417

《 そう、これが重要なポイントなのに、メディア報道はほとんどそこに踏み込まない。

  確認されただけでも、山谷えり子議員や二之湯智議員の二人の「統一教会関連議員」が国家公安委員長になっている。そして第一次安倍政権の2006年に統一教会が 公安の重要監視対象から外された。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1560570471997132805

《 しかし、統一教会との関係がこれほど問題になっている安倍元総理を国葬にしたら、統一教会はこれを日本が国として統一教会を容認した「歴史的勝利」と 考えるだろうし、それを布教や商売にも利用するでしょうね。そういうことでいいんですかね、皆さんは。 》 町山智浩
https://twitter.com/TomoMachi/status/1560484569815453701

《 統一教会は日本で銃砲店を30箇所以上経営しており、10万丁20万丁の銃が集まるんですね。追い詰められるとそのうちガチで武装蜂起しそう 》 ハリー
https://twitter.com/sbm2657/status/1560270173730635777