『現代美術史』再読四(閑人亭日録)

 山本浩貴『現代美術史  欧米、日本、トランスナショナル中公新書2019年10月29日発行、日本編「第四章 「大きな物語の終焉」 一九九○年代~現在」を再読。 この章もただ読んだだけ。別に~、という理由がわかった。上條陽子さんのパレスチナの人々への共感と深い関わりが書かれていないからだ。
 http://web.thn.jp/kbi/zakki3.htm
 https://go-to-museums.com/sunart210606-1496
 「第五章 越境する芸術──戦後ブリティッシュ・ブラック・アート」を読んだ。
 「第六章 脱帝国の技法(アート)──東アジア現代美術と植民地主義の遺産」を読んだ。
 「終章 美術と戦争──豊かな可能性の裏面として」を読んだ。

《 最初に、イタリアを発祥とする芸術上の潮流である未来派を取り上げます。 》 288頁

《 かような露骨な戦争賛美は、「未来」への憧憬に裏打ちされた「過去」への憎悪に起因していました。「未来派」という名称自体が、過去を否定しようとする態度表明 でした。 》 289頁

 晩、ここを読んでいる時、白砂勝敏さんから電話。展覧会「未来の扉」の作品設置が無事に終わりました、と。よかった。それから新作の流木作品について少し語らう。 何か推薦文を書いてほしいという内容。考えておく、と返事。はっと浮かんだ言葉が「過去派」。なんというか。
 https://shirasuna-k.com/
「終章」は面白かった。山本浩貴『現代美術史』再読を終える。

 ネット、うろうろ。

《 ART SHODOの現在。清水穣評 山本尚志個展「ゲーム」、「ART SHODO -進化する芸術運動としての書-」展 》美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/review/25857

《 創造の「書」 「書」の創造 》 越沼正
http://web.thn.jp/kbi/kitashoron.htm

《 誰が見ても好感が持てるようなものなんて、目指してないんだよ。 》 マキエマキ
https://twitter.com/makiemaki50/status/1555090009212203008

《 思うんだが、もし無神論者(当然あの世も生まれ変わりも何にもない)だけで社会を作ったら、どんな社会ができるだろうな。まず神社仏閣教会とかがまったく街にない。 葬式はあるだろう。宗教芸術がない。宗教社会学とか宗教哲学で思考実験した本とかないのかな。 》 森岡正博
https://twitter.com/Sukuitohananika/status/1555205217196867586

《 当該の外国特派員教会での会見がこれ。

  川井康雄弁護士によると、第1次安倍政権の終了後、霊感商法被害に対する刑事摘発が相次いだが、その後、第2次安倍政権が発足してから後は、 全 く なくなった

  安倍政権は、統一教会への捜査を完全にストップさせていた。

  改めて、凄いインパクトだな。🤔 》 kog
https://twitter.com/murekinnoto/status/1553502789875417089

《 参院選直前の今年6月13日、衆院第1議員会館の国際会議室で旧統一教会自民党が「日本・世界平和議員連合懇談会」を開催。自民党議員に配られた用紙には 「参院選の地方区で世界平和連合の応援を希望する議員は名前をお書き下さい」。これで「党とは一切関係ない」と言う茂木敏充、あんたバカァ~? 》 きっこ
https://twitter.com/kikko_no_blog/status/1555016882515689472

《 東浩紀自民党と旧統一教会の関係は、これを機に徹底的に解明すべきだろう」

  ……それとまったく同じことを言った福島みずほさんを寄ってたかって糾弾しましたよね? 》 町山智浩
https://twitter.com/TomoMachi/status/1554864168057987077

《 たった3日間て…。臨海学校か!

  #国会閉じるな0804 》 ショウジサダム
https://twitter.com/Saddam_Shozi/status/1555149239948554241