『「戦争と日本」 ─壮絶!特攻篇─』二(閑人亭日録)

 水木しげる『漫画で知る「戦争と日本」 ─壮絶!特攻篇─』 マガジンハウス 二〇二二年七月二八日 第一刷発行、後半「貸本戦記漫画作品 壮絶!特攻」を読んだ。

《  「……ここに海上特攻隊を編成し
  壮烈無比の突入作戦を命じたるは
  帝国海軍水上部隊の伝統を発揚するとともに
  その栄光を後世に伝えんとするに外ならず………」
  これが「大和隊」にあたえられた連合艦隊司令官の訓示であった。 》 206頁

 午前、友だちと一緒に、一昨日の本のお礼に小坂時計店へピンクの小さな花束を持っていく。小坂流加さんの仏前に供えてくださいと、ご母堂に手渡す。ピンクが好きだった、と喜ばれる。友だちは『余命10年』を再読し始める。
 午後三時から二時間、東京からの視察十二人を、源兵衛川へ案内。時間に余裕があったので、ゆっくり案内できた。三石神社では茶碗のカケラ拾いを体験。記念に、内野まゆみさんの制作した、源兵衛川から私が回収した茶碗のカケラを使ったメモ留めを一つずつ贈呈。大いに喜ばれる。嬉しい。居合わせた地元の年配の三人(女性二人と男性)にも贈る。大いに喜ばれる。嬉しい。