上條陽子さんとパレスチナ(閑人亭日録)

 美術家大坪美穂さんから「相模原在住の2人が神奈川文化賞に/上條陽子氏と松井利夫氏」の知らせを聞く。相模経済新聞より。
 http://www.sokeinp.com/?p=18337

《 県は10日、神奈川の文化の向上発展に尽力し、その功績顕著な個人や団体を表彰する2023年度(第72回)「神奈川文化賞」と「神奈川文化未来賞」の受賞者を発表した。文化賞の受賞者4人のうち2人が相模原市内在住者となった。【2023年10月12日号掲載】  》

《 絵の具を集めてレバノンパレスチナ難民キャンプを訪れ、現地の子供たちに絵画指導をすることから始まった命がけの難民支援は、10 数回にも及ぶ。交流で生まれた絵画を国内各地で発表するなど、アートを介してパレスチナの現状を伝える活動が、多方面から称賛されている。特に、実現不可能と言われたパレスチナガザ地区の画家の日本への招へいは、大きな話題となった。 》

 二十年ほど前の上條陽子さんのことば「あまりにも気の毒で」というパレスチナの人々への深い同情が、心に深く刻まれている。NHK『日曜美術館』。
 https://go-to-museums.com/sunart210606-1496
 上條陽子作品
 http://web.thn.jp/kbi/kamijo.htm
 「記憶の塔ー上條陽子の箱」
 http://web.thn.jp/kbi/zakki3.htm

 昨日の案内中に源兵衛川中流、水の苑緑地川岸のバショウが数本、筍のように伸びているのに気づく。昼前、切り取る。やれやれ。
 昼過ぎ、屋上で友だちとコーヒーを味わう。富士、箱根、伊豆天城山を遠望。穏やかな日差しが心地よい。