『大地の五億年』三(閑人亭日録)

 藤井一至(かずみち)『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』ヤマケイ文庫2022年7月5日初版第一刷を読了。これは名著だろう。結び近くから。

《 本書をよ要約すれば、決して楽園ではない土に、必死に居場所と栄養分を求めてきた植物・動物・人間の試行錯誤の歴史の末に今がある、ということになる。 その歩みを、「適応」と呼んできた。生き物たちの歴史は、「自然との共生」という生やさしい言葉で収まるものではなく、土をめぐる競争と絶滅の繰り返しであった。 私たちの生活も、この自然の摂理と無関係ではなく、土を保全しなければ文明が崩壊することは歴史が教えてくれる。 》 280頁
 https://www.yamakei.co.jp/products/2822049430.html

《 初版から7年が経ったにもかかわらず、多くの方のアンコール・リクエストによって装い新たに出版できることに感謝したい。 》 「文庫版あとがき」 287頁

 嬉しい出合いだ。何冊か買って人に贈りたい。
 「文庫版あとがき」に、”専門家は常識を重視し、研究者はときに常識を疑うことを    仕事としている。”とあるが、私は研究者タイプだな。

 朝、源兵衛川中流部、水の苑緑地の、日曜日に見送ったところの茶碗のカケラ・ガラス片を拾う。やはり水が冷たい。夏バテかな。川辺の石垣にヒメツルソバが繁茂。 ガンガン抜く。高いところは次回、脚立を借りて作業。帰宅。曇っていて涼しいと思ったが、汗~。水を浴びる。ふう。冷たいコーヒーが旨い。

 ネット、うろうろ。

《 >もう芸術というジャンルに「革命」が起こることはない

  個人的には20年前にそう確信した。

  >あとは個々の生き方や日常生活や政治が芸術になること、それが革命だ

  その後の20年かけてじわじわとそう思うようになった。 》 大野左紀子
https://twitter.com/anatatachi_ohno/status/1570230014536458242

《 #100日で再生する日本のマスメディア
  79日目 党籍離脱ではなく会派離脱の意味 》 なすこ
https://twitter.com/nasukoB/status/1570300744842227712

《 *【*粉飾決算】「安倍政治8年間 統計34兆円過大」

  ... 一体誰が中抜きしたんだよ? 》 Hiroshi Matsuura
https://twitter.com/HiroshiMatsuur2/status/1569587595725914115

《 安倍のグリップが外れ、闇に沈んでいた汚物がいっせいに吹き出してきている。 》 平川克美
https://twitter.com/hirakawamaru/status/1569901649233313794

《 「わしらが逮捕して回らないといけん連中を、一箇所に集めてくれて、国葬さまさまだな。おい、バスを一台、用意しろ」

  70年代の刑事ドラマなら、逮捕状の束を握りしめた東映系の俳優が、武道館を見つめながらこう言う。 》 urbansea
https://twitter.com/urbansea/status/1569980309856481281?cxt=HHwWgsDTlcKx2MkrAAAA

《 「エリザベス女王国葬 天皇皇后両陛下が参列 岸田総理の参列は無し」 岸田さんは出席するつもりだったんだね、招待状は2枚しかないのに(笑)。 本物の国葬に打ちのめされ、自分主催の国葬を撤回中止する最後の機会だったのに惜しいね。いや想像して愕然とし、撤回中止が本寸法だが、そもそも想像力--。 》 立川談四楼
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1569895189212463105

《 「首相、英女王国葬見送りへ」という見出しも「岸田文雄首相は、19日に行われるエリザベス英女王の国葬への参列を見送る方針を固めた」という本文も間違い。

  岸田首相に「参列するか否かの選択肢」など最初からない。岸田氏の面子を守るためにこんな虚構の猿芝居じみた表現。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1569997287916720128

『大地の五億年』二(閑人亭日録)

 藤井一至(かずみち)『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』ヤマケイ文庫2022年7月5日初版第一刷を少し読んだ。

《 2億年前の多雨湿潤な条件で広がった酸性土壌に適応することで、針葉樹は地上を制覇し、恐竜とともに繁栄した。(引用者・略)
  2億年前の大地を席巻していたはずの針葉樹が、北方林へ、あるいは南半球のごく一部へ追いやられることになったのは、新たなグループが台頭したからだ。被子植物で ある。 》 81-82頁

《 今から1・5億年前、ブラオキサウルスの時代(ジュラ紀)からティラノサウルストリケラトプスの時代(白亜紀)に移ると、被子植物が出現し、熱帯地域は針葉樹 (裸子植物)から被子植物へと急速に取って代わった。 》 82頁

《 フタバガキの根の働きを調べるため、私はインドネシア東カリマンタン州へ飛んだ。
  熱帯雨林を一望できる60メートルの観測用のタワーから見た夕暮れの景色は美しかったが、ゆらゆら揺れるタワーを降りる足は震え、自分が高所恐怖症であることを 思い出した。その恐怖心が間違いではなかったことは、数年後にタワーが風で倒れたことによって裏付けられた。 》 88頁

《 美しい共生関係と呼ぶべきか、人間臭いギブ・アンド・テイクの契約関係と呼ぶべきかは難しいが、外生菌根菌とフタバガキは持ちつ持たれつの関係を保ちながら、 地上で、そして地下でそれぞれ優占することが可能になった。
  60メートルの樹木を栄養面から支えるのは、地下のミクロな世界での、根とキノコ(外生菌根菌)の頑張りである。酸性土壌へのミクロな適応戦略によって、フタバガキ は東南アジアで繁栄した。熱帯雨林の高い生産性は、フタバガキとキノコの、土を介したネットワークに支えられている。 》 89-90頁

《 黒ぼく土で作物を育てようとするたびに、酸性と、リンの欠乏が問題となった。(引用者・略)黒ぼく土を耕す農家のおじさんが、「うちの土はいい」と言うことが あれば、それは長年の努力と化学肥料の賜物である。 》 112頁

《 この黄砂からできる日本海側の土は酸性になりやすい。そこで生まれ育ったブナやスギは、数百万年の進化の末に、酸性土壌への適応力を身につけた。 》 114頁

《 大型恐竜は、小型恐竜、そして人類の祖先・哺乳類に取って代わられていく。巨大化は繁栄の証しのようで、絶滅への序章だった、という話を私たちは笑うことは できない。 》 147頁

 ネット、うろうろ。

《 1人で行くべき場所ではない選手権

  もう一回見直しましょう 》 坊主
https://twitter.com/bozu_108/status/1569935399472201728

《 特殊浴場完成。見るなっ! 》 山本 高樹/昭和ジオラマ作家
https://twitter.com/kahu2017/status/1569166724955803649

《 僕のイメージ。青木さんは風景における構造物の水平垂直の稜線なしに、人物の佇まいだけでも「パース」を(正確に、とは言わない)説得的に描ける稀有な人で、 そこにこそ真面目にデッサンの訓練をしてきた美大絵画科あたりの学生が首を垂れるポイントがあると思う。もちろん僕も。 》 会田誠
https://twitter.com/makotoaida/status/1569699129257005063

《 うまく検索できなかったけれど、ここら辺から滲み出る天性の勘。 》 会田誠
https://twitter.com/makotoaida/status/1569702309437018114

《 めちゃくちゃなコロナ対策と、めちゃくちゃなカルト汚染政治で、きりもみ状態で飛んでいく日本。

  皆さんの目にも、そう映りませんか? 》 Koichi Kawakami, 川上浩一
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1569617803862507521

《 色々な立場の人がいて、その利害の調整にはたいへん手間がかかるけれど、その手間を惜しむと民主主義は成り立たないという考え方がなぜか「抑圧的」と見なされて 「みんな同じ考えがいい(反対者は敵だ)」という考え方をする人が「自由」を名乗る。不思議な話です。 》 内田樹
https://twitter.com/levinassien/status/1569696453463015425?cxt=HHwWgoDUnfOm18grAAAA

《 自尊感情が乏しい人たちは、権力者との距離で自分の自尊心を満足させるのか。 》 林 譲治
https://twitter.com/J_kaliy/status/1569829506122416128

《 あっ、これはある。もの凄くある。権力に踏みつけられている人らが熱狂的に権力者を支持するのは、だいたいこの心理的機序っぽい。 「せめて権力者の側にいるとでも思い込まないことには、つらくて自分を支えられない」という悲しい状況だ。 》 松浦晋也
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1569832556060876800

《 そろそろ鈴木エイト氏のところにも招待状来る頃では?国民目線で一番国葬に参加してほしい人だもの。 》 壺の代わりに偽猫リュックにお布施した人
https://twitter.com/nasitaro/status/1569859935265255425

『大地の五億年』(閑人亭日録)

 藤井一至(かずみち)『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』ヤマケイ文庫2022年7月5日初版第一刷を少し読んだ。笑いもある簡明な文章。知らないことだらけ。 これはいい。
 https://www.yamakei.co.jp/products/2822049430.html

《 酸性雨以上に強い力で土を酸性に変えるのが、驚いたことに、生き物たちである。(引用者・略)植物や微生物の放出する酸性物質によって土が徐々に酸性に 変わっていく。 》 27頁

《 水は生き物たちのいのちを支える天使のようだが、土を酸性に変える悪魔の顔も持っている。 》 29頁

《 日本の農業はこの酸性土壌との戦いでもあった。 》 31頁

《 土を含む環境の変化に対応して生き物たちが獲得した多様な姿に、「適応」や「進化」を見出したのがダーウィンであった。 》 35頁

《 他の惑星と同じく、つい最近まで地球にも土はなかったのだ。地球の歴史46億年のうち最初の41億年の間、大地には陸上植物がいなかったためだ。 》 40頁

《 この”じゅうたん”は、コケと地衣類の仲間である。コケは、地上で見つかっているなかで最古の植物だ。 》 41頁

《 酸性物質によって溶かされた栄養分の一部は地衣類やコケに吸収されるが、大部分は残存し、砂や粘土を形成する。地衣類やコケの遺骸(有機物)と砂や粘土が 混ざり合ったもの、これが地球に現れた最初の土である。 》 44頁

《 シダ植物は水と栄養分を運ぶ根と維管束を持つ点で、コケとは大きく異なる。シダ植物こそが大地に深く根をおろした最初の植物といえる。今から4億年前のことだ。 本格的な「土壌」の誕生もこの時点までさかのぼる。 》 45頁

《 煮物料理で出てくる渋いアクの成分のひとつにポリフェノールがあるが、これが複雑に結合したものがリグニンである。 》 61-62頁

《 裸子植物は、樹木や葉の中にリグニンを多く含むことで、雨風に対して物理的に強くなるとともに、害虫への防御力も高めた。これは、現在私たちが目にする樹木に 共通する特徴であり、シダ植物や草では少ない。あくまで個人的にだが、樹木を樹木たらしめている木質成分・リグニンのことを、「木質の本質」と呼んでいる。 》  62頁

《 コケや地衣類の例で見たように、岩石や土に含まれる鉱物を素早く溶かすには酸性物質が必要である。酸性物質を放出しなければ、充分な栄養分が供給されず、植物は 困ってしまう。そこで、植物は酸性土壌をさらに酸性に変えるという究極の選択によって、栄養分を獲得している。酸性化とは単純な土壌劣化と断じることはできず、 植物の命がけの戦略でもあるのだ。 》 71頁

《 2億年前、針葉樹は新たに内陸部へ進出するにあたって、酸性土壌をさらに酸性に変える「酸性化」戦略によって、土から養分を獲得することを選んだ。それは、 与えられた土壌条件を受け入れて生き延びるだけでなく、自ら積極的に土を変化させることを意味する。土が植物を変えるだけでなく、植物が土を変えるようになった。 》  72頁

 ネット、うろうろ。

《 今日も水路が尊い

  #水ラー #全世界の水ラーのみなさん 》 古書肆・書籍と処女/店員ゆうこ
https://twitter.com/InkRings/status/1569178952710881281

 源兵衛川。我が家の二軒隣。向かって左は100円ショップのミーツ。右は静岡中央銀行。奥は料亭登喜和。

《 山月記も、言語の魔に取り憑かれることの話として読める。言語は、人間的領域の条件であると同時に、非人間的なものだ。言語に身を滅ぼされ、動物になる。 言語と自然の境界こそが、魔なのである。南洋の島を視察しつつ想像する人間が滅びた後の世界というのも、言語だけの世界なのかもしれない。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1569482017456427010

《 中島敦の「環礁」。南の島は、言語そのものなのかもしれない。言語という、南の、美しいが寂しい島。そこで人口が急激に減っているという島。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1569482511939665920

《 植民者の視線が、言語の側にある。そして中島敦は、言語という植民者、という非人間的なものを見ている。 》 千葉雅也
https://twitter.com/masayachiba/status/1569482956024197120

《 政治において『唯一の解決策』なんて軽々に言うべきではない。民意を踏まえて、あらゆる可能性・選択肢を探り続けるのが政治の営みだ。 基地問題は極めて高度な政治判断を伴うテーマなので、軽々にコメントするのは控えるが、解決策が『唯一』は嘘で、そうしたいだけのことだ。 》 明石市長 泉 房穂 (いずみ ふさほ)
https://twitter.com/izumi_akashi/status/1569269166804443137

《 「政府は、いざという瞬間に、国民の生命を防衛しようとする意志などこれっぽっちも持ってはいないと判断せざるをえない」 蓮實 重彦『瑣事にこだわり』 》  webちくま
https://www.webchikuma.jp/articles/-/2900

《 東京電力またも泥縄式対応…廃棄物保管場所がパンク間近
  福島第一原発の汚染水処理滞る恐れ 規制委が増設指示  》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/201746

「音の文明」(閑人亭日録)

 下のツイートから連想されるのは、西洋美術は「文字の文明」のもとにあり、昨日の拙稿(思いつき?)は、「音の文明」のもとにあるように思える。私が惹かれる絵画、 立体作品は、「音の文明」の範疇にある気がする。クラシック音楽にはさほど惹かれず、欧米白人以外の大衆音楽に惹かれるのもそのあたりか。

《 この4千年以上、「文字の文明」は「音の文明」を、支配、蹂躙、滅ぼしてきた。ミトラの記憶も印欧語族の集合無意識の奥底から、地中海青銅器時代に顕在化、 移動を繰り返し、1500年後のローマ時代に大きく開花するが、最後にはキリスト教により殲滅されてしまう。 》 m-take
 https://twitter.com/takeonomado/status/1568983151317499906

《 ミトラの記憶を辿る中で、我々は、いかに高度な宇宙の知識を「音の文明」として人々が築き上げてきたかを知りつつある。さらに遡れば、40万年以上にわたる ネアンデルタール人、デニソワ人らも含めた交配の中で人類が継承してきた智慧の総体は、未だに失われたままなのであろう。 》 m-take
 https://twitter.com/takeonomado/status/1568986653515223040

 個展の案内状が届くが、感染を恐れ、東京へは行きたくない。感染すると、その後の大事な予定がパアになる。

 ネット、うろうろ。

《 もしかして:わざと
  #河出文庫オーメンの本体価格666円 》 河出書房新社
https://twitter.com/Kawade_shobo/status/1568800449654067202

《 福島第一原発の汚染水処理、来春停滞する恐れ ずさんな廃棄物管理 保管場所が逼迫 》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/201403

《 おそらく問題の本質は、我々が「他人の足を引っ張ることで自己主張する」タイプの人間集団であることにあって、他人に難癖をつける時にしか「私」を感じることが できないから、皆がその機会を虎視眈々と狙っている結果、そのターゲットにならないために、皆が逸脱行動を控えるという構造なんだと思う🐱 》 ニー仏
https://twitter.com/neetbuddhist/status/1567092804576505856

《 第二次大戦の戦勝国となった連合国は、イギリスをはじめ、かつての植民地支配の問題を批判的に問うていないが、敗戦国となった旧枢軸国だけでなく、連合国も、 先進資本主義としての近代の植民地支配が問われることになるだろう。 》 千坂恭二
https://twitter.com/Chisaka_Kyoji/status/1568740822132346880

ゆらぎ、振動(閑人亭日録)

 「隔たりの君臨」を貫いて往来する何かがある、と考えたい。それはゆらぎ、振動、共振と呼ばれる現象。人間の間で言えば共振、共鳴、同調か。振動といっても、 その周期は一秒以下から数年、数万年を超えるモノまで考えられる。このあたりは哲学者に委ねたほうがいい。門外漢はトンチンカンなトンデモ講釈をするだろう。

 田島志一 編・伊藤若冲若冲名画集』は、審美書院ではなく関西写真製版印刷から明治37(1904)年10月に出版されていた。瀬戸錦次郎木版色刷、六枚
 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001467719-00
 http://www.abaj.gr.jp/recommendation/vol017/28.php

 朝、源兵衛川の月例清掃へ。浅いところも水流が速い。ちょっと深いところは無理、転ぶ。水が今年最も冷たい感じ。陽射しは強い。無理せず上がる。友だちと四方山話を して帰宅、水を浴びる。

 ネット、うろうろ。

《 五輪反対デモはお金を貰っているとか言ってたけど蓋を開けたら、五輪したい人がお金を貰っていた。 》 皆野 未來
https://twitter.com/minnanomikuchan/status/1568570832041148422

《 「統一教会への追及=暗殺犯の擁護」という論理のすり替えが行われている。
  凶行は悪だ、法によって裁かれるべきだ。しかしそれによって明るみに出た統一教会の悪行もまた裁かれるべきだ。これはすでに別問題である。
  「容疑者の思惑通り」という根拠ない決め付け。
  反社会的犯罪は統一教会も同じだ。 》 ラサール石井
https://twitter.com/bwkZhVxTlWNLSxd/status/1568387010364317696?cxt=HHwWgIDR8aPrg8QrAAAA

《 安倍国葬は「国民がどれだけ反対しようと、憲法に違反していようと、政府がやると決めたらやるんだ」ということだよね。岸田首相よ、こういう政府を独裁政権と 言うんだ。「民主主義を守り抜く」なんて心にもないことを言うんじゃないよ。 》 m TAKANO
https://twitter.com/mt3678mt/status/1568556062143553536

《 岸田首相も、「俺が、国葬と決めた。…浅慮だった」と語っているのであれば、「熟慮」の上で、国葬を今からでも内閣葬に切り替えてはどうか。 》 上西充子
https://twitter.com/mu0283/status/1568574783230742528

隔たりの君臨(閑人亭日録)

 「隔たりの君臨」。この言葉が、半世紀あまり私の思考の基盤になっている。孤独とか孤立とか孤絶といった言葉の背景に「隔たりの君臨」がある。私の人生観、世界観の 基盤となっている。というか、心身深く染みついてしまっている。
  冬の波冬の波止場に来て返す  加藤郁乎
  閑さや岩にしみ入る蝉の声   松尾芭蕉
  見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ  藤原定家
 これらに「隔たりの君臨」をふっと感じる。それは「絶対の隔たり」とも言える。
 そんな感覚、視点から美術作品の価値を判断してきた。味戸ケイコさんの絵、北一明の焼きものに「隔たりの君臨」を感じた。良し悪しではなく、直感で感じる。
 レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナリザ』にも「隔たりの君臨」を感じる。そして未完に終わった挑戦を感じる。
 ポール・セザンヌの晩年の絵にも「隔たりの君臨」を感じるが、そこには諦念も感じられる。
 以上全く私的な感じ方だが、そう感じるから仕方ない。半世紀余り哲学書を読んできたが、「隔たりの君臨」とは何かを知りたかったからだろう。まだわからない。 答えは出ないだろう。それは存在の不思議まで行き着くから。

 具象画、抽象画という区別はもう溶解しているのではないか、と感じる。感じるだけだが。違った見方を。

 ネット、うろうろ。

《 この器でご飯食べるの緊張しそう 》 スズキナオ
https://twitter.com/chimidoro/status/1568199939855126529

《 八重洲ブックセンター本店 再開発に伴う営業終了のお知らせ 》 八重洲ブックセンター
https://www.yaesu-book.co.jp/topics/22936/

《 核燃料サイクル政策の破綻が明らかな理由 「26回目」核燃料再処理工場の完成延期を発表、日本原燃 》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/200709

《 「国は責任取りませんよ」東電13兆円判決後、弁護団長が電力会社役員の自宅に送ったメッセージ 》 弁護士ドットコムニュース
https://www.bengo4.com/c_18/n_14931/

《 「ウラジーミル」「君」と呼びかけて北方領土をむしり取られ、「ドナルド」「いい奴」とか言って、高額の武器を押し付けられる。金づる、パシリくらいにしか 思われていないよね。 》 適菜収bot
https://twitter.com/tekina_osamu/status/1568186295066980354

《 「日本を取り戻す」の立派な御託が実は「日本を売り渡す」だったことがわかった途端、今度はこの円激安でどんどん日本買いが世界中で加速され、不動産や株や 何から何まで「日本が奪われる」ばかりの今、自称「美しい国アベノミクス」のこの成れの果ての元凶を作った人物の国葬とか誰がやれるだろう? 》 北丸雄二💙💛
https://twitter.com/quitamarco/status/1567525802673340416

《 デモや社会運動を嫌悪する彼らが重視するのは、コネクションである。エリートの繋がりを駆使して権力に食い込むことで、彼らは「決定する側」に立とうとする。 彼らが森友・加計問題を追及する側を冷笑したがるのはある意味で当然だ。コネで権力に接近するのは、彼ら自身の振る舞いでもあるからだ。 》 じこぼう
https://twitter.com/kinkuma0327/status/1568370300643061760

小鳥たち(閑人亭日録)

 二階のベランダにキジバト、子スズメが小鳥の餌を啄んでいる。家の中ではインコがちょこちょこ歩いている。小鳥たちの動きを眺めて一日が過ぎていく。
 英国のエリザベス女王の葬儀は10日後にウエストミンスター寺院で・・・。日本の・・・。

 ネット、うろうろ。

《 「丁寧に説明したい」って、つまり

  「私は正しい、説明を理解できない方が悪い」、だよね 》 buu
https://twitter.com/buu34/status/1568049324764045312

《 鑑賞でも、何かを表現しているのではなく〈それ自体〉になっている作品に対しては、その貴賎、善し悪し、美醜といった世俗的判断はふっとび、ただ「凄い、 豪(えら)い、ど偉い」とか、「神妙な、殊勝な、天晴な」とか、「驚嘆する、刺される」など、誰の/何が/どのように「凄い」のか言えなくなる。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1568037835483258886

《 コロナ前、2018年頃からヨーロッパのホテルでの両替メニューから日本円が徐々にきえ、変わりに来たのは中国RMB。 》 m-take
https://twitter.com/takeonomado/status/1568126306285670401

《 「高い緊張感もって注視」じゃなくて、政府としてどう対処するのかという話。アベノミクス負の遺産で「円安の流れを止める術がない」のなら、 市民の生活を物価高騰からどう守るのかという話。

  指をくわえて「注視」するだけなら馬鹿でもできる。政府の責任を果たすか否か。 》 山崎 雅弘
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1567851817807249409

《 ▼自民党統一教会および関連組織との関係リスト。① 点検期間が不明。ゆえに勝共推進議員で日韓トンネル研究会に関係した麻生太郎議員の名前がない。 ② 奇異なのは選挙で組織的支援を受けた山谷えり子議員の名前がない。③ 信者の選挙支援を受けていた下村博文議員も否定。元信者の証言あり。 》 有田芳生
https://twitter.com/aritayoshifu/status/1567811908631404544