2019-12-26から1日間の記事一覧

再読『「敗者」の精神史』八(閑人亭日録)

山口昌男『「敗者」の精神史』岩波書店1995年初版の再読を進める。「14 幕臣の静岡──明治初頭の知的陰影」を読んだ。 《 敗者の身の処し方は勝者と異なって、自然・人間・文化に対して、もうひとつの視点を形づくっていくというところにあるはずであった。旧…