2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『御沓幸正作品集』つづき(閑人亭日録)

「短歌近詠百五十首」から後半、好みを抜粋。 おとめ子のいればその場を去りがたく用もないのに無駄話する 遠目には稀な美人と見ゆれども言葉かわせばガッカリとする 神ならぬ人が賽銭ふところにすると思えば投げる気もせぬ 九分九厘潰れた目から涙湧くハン…

『御沓幸正作品集』(閑人亭日録)

一昨日紙モノを整理した中にA4版の冊子『御沓幸正作品集 ─短歌・俳句と連句─』が出てきた。表紙の、御沓氏の似顔絵に2004.10.14とあるから、二十年ほど前に恵まれたものだろう。「短歌近詠百五十首」から前半を抜粋。 いつの間に老い忍び寄る心にはまだ少…

初顔合わせ(閑人亭日録)

昼、隣の割烹登喜和で、内野さんの娘さんと彼女の夫、その御両親と、初顔合わせの会食。和やかに会食を終え、我が家の三階の和室で六人、寛いで談笑。建築家の父は、北一明の耀変花生けに瞠目。『陶 VOL9 北一明』京都書院、『ある伝統美への反逆』三一書房…

「問いかけ」(閑人亭日録)

午前六時0.0℃。七時0.2℃。いよいよ冬。 溜まった書類をきょうも片付ける。といっても小さな段ボール箱三箱に押し込むだけ。多分もう開くことはないだろう、と思っていたら、半世紀ほど前の広告チラシなどが出てきた。ここにも積んであったとは。しばし眺めて…

夢の果ての先(閑人亭日録)

午前、内野さんの定期検診で伊豆の国市の順天堂病院へ。受付は相変わらずごった返している。診断を終え、二台の自動支払機で診察料金を払う人人人。延々待たされて、内野さん、やっと払う。やれやれ、と振り返ると支払い機の一台が故障。係員が開けて調べて…

十年後は?(閑人亭日録)

『「人類のディストピアは、あと3年後に待っている」最新AIが導き出した怖すぎる結論』現代ビジネスが興味深い。 https://gendai.media/articles/-/160617 自分の人生はあと十年で十分、と思っているが、このAI予測は興味深い。良い方に転ぶか、悪い方に…

きょうも焼き芋(閑人亭日録)

昼前、地元のスーパー・カドイケで内野さんは刺身丼。私はさつま芋シルクスイートを購入。夕方、三つに切り分けた一本を土鍋に入れ、とろ火のガスコンロに乗せ、一時間半。火を消して一時間。蓋を開ける。ほの温かい。内野さん、満腹と言いながら一口試食。…

『2026年 小原古邨カレンダー』(閑人亭日録)

『2026年 小原古邨カレンダー』を、中外産業株式会社から今年も恵まれる。歳末を実感。 昼前、近所の「広小路だいとう歯科」へ。 https://www.h-daito-do.com/ 麻酔をしたので痛みは無し。帰宅。唇が痺れて昼食はお預け~。でも、痛くないからうれしい。 午…

きょうもガスコンロで焼き芋(閑人亭日録)

師走。なので家の北側の隣家から伸びている竹叢の落ち葉を掃除。先だって庭師さんが手入れに来ていて、居合わせた内野さんに、何も手入れがされていないとぼやいていた、と。と、私もぼやく。側溝が深いので掃除機で吸い込む。西側の玄関前の狭く浅い側溝の…