2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

嵐山光三郎(閑人亭日録)

スーパーでさつま芋の品種シルクスイートにやっと出合う。夕方、土鍋に太めのシルクスイート一本を二つに切って入れる。土鍋が小さいのでこれ以上入らない。とろ火で一時間半。夕食後、冷めた頃合いをみて試食、内野さんもおいしい!と。やっぱりね。この品…

現実・・・(閑人亭日録)

今日の東京新聞第二面の記事「泊原原発再稼働容認を表明 知事『現実的選択』 北海道」を読んで、現実的という言葉に違和感を感じた。《 一般質問で「原発の活用は当面取り得る現実的な選択と考えている」と答弁。 》 現実的な選択・・・とは。ここで現実の意…

強い力 弱い力(閑人亭日録)

物理学で使われる用語「強い力 弱い力」。ネット記事、 宇宙最大の謎「ダークマター」、ついに「見えた」か…東大教授が発見 「正体を突き止めた」可能性 https://news.yahoo.co.jp/articles/908dcea30131099d9090b758be584ed39448be13を読んで連想(空想)が…

高貴高齢者(閑人亭日録)

曇天~雨の休養日。昨日の日録、「内面は一回できれいになる。」なんて、自己の内面ではあり得ないよなあ。 以下、去年の10月26日の日録「現代美術の領域」を再掲。75歳になって振り返ると・・・。 大事なことを、お老化(ろか)ゆえ忘れていた。『現…

窓ガラスを拭く(閑人亭日録)

晴天。昼前、二階の南面のガラス窓をガラスクリーナーを吹き付け、布で汚れを拭き取る。外面は三度拭いてきれいになる。内面は一回できれいになる。 晴天。午後、三階の南面のガラス窓をガラスクリーナーを吹き付け、布で汚れを拭き取る。外面は三度拭いてき…

真の美 新たな美(閑人亭日録)

美術・美の遺産である真の美は、(更新された)新たな美を開示する。それは優れた審美眼を持つ人に開示され、発見(再発見)される。美の発見とはそういうものだろう。発見、再発見には、専門家と一般人の区別はないと思う。だから、私にもそんな発見が可能…

美は発見を待っている(閑人亭日録)

完全な美というものはないと思う。その時、完全な美の作品だ、と評価されても、その評価が末永く続くわけではないと思う。感性は移ろい、科学技術は進化する。 美は、変化への胎動(魔)を孕んでいる。その隠れた胎動が、美の変幻をもたらす。堅固な作品が、…

純粋な美 完全な美(閑人亭日録)

純粋な美はない。不純な美はない。料理でいう隠し味(魔)の効いた美はある。隠し味(魔)のない美はない。隠し味(魔)が、鑑賞者の心を揺さぶる。 美の規準は変わるだろう。完全な美はないだろう。その時代時代で、美意識も審美眼も変遷する、に違いない。…

美・魔(閑人亭日録)

美魔女という言葉がある。熟年の色気のある女性といえばいいのだろうか。そんな言葉はいつ頃から使われたのか、知らないが、美魔女から美と魔は合わせ鏡のようだな、と気づいた。「美しい」は、単一的な意味合いしか持っていない気がする。「美」は、ただ美…

響創の独想(閑人亭日録)

午前七時 3.4℃。初冬か。 北斎道子さんから個展来廊のお礼の葉書、白砂勝敏さんから個展の案内葉書が届く。18日の日録に書いたもの。二枚の葉書を見ながらふと浮かんだ言葉「響創」。 アスリートの競走、ビジネスの競争、音楽の協奏、共同で制作する共創な…

富士山の絵(閑人亭日録)

知り合いの画家大和田主税(ちから)氏から新作展の案内状が届く。近所のギャラリーなので出かける。 https://via701.com/ 富士山をテーマに描いた油彩画水彩画が多い。北海道出身の画家は、富士山にあこがれたと言う。東西南北四方から観た富士山が、四季折々…

一段と寒くなる(閑人亭日録)

午前五時 4.9℃。午前七時 5.8℃。一段と寒くなる。昨日、イトーヨーカドー三島店へ冬物を買いに行ってよかった。寒陽気に腰が痛む。トホホ。何をする気も起らず、セキセイインコと戯れる。カワイイねえ。内野さんがネットに画像を上げていて、「カワイイ!」…

『交信樹』(閑人亭日録)

先月19日に購入した白砂勝敏さんの作品『交信樹』の感想を白砂さんにメールした。《 越沼正です。 きょう購入しました『交信樹』、凛として簡潔な姿に想像が羽搏いております。 さっきは、この作品から加藤郁乎(いくや)の俳句が浮かびました。 雨季来りな…

自転車を譲る(閑人亭日録)

ブリヂストンの頑丈な自転車を年下の元気な人に譲る。沼津市からバスで来訪。以前、この自転車を一目見て気に入っていた人。大いに喜ばれる。帰りは自転車で。 こうして、必要不可欠なモノ以外は、人に譲る。先だって千葉から来訪した従妹姉妹には、北一明の…

冬支度(閑人亭日録)

午前七時 8.1℃。寒くなってきた。居間の端バタフライテーブルを移動。炬燵を設置。いよいよ冬支度。冬服も取りだす。 味戸ケイコさんへ、昨日の拙ブログを手紙に認める。 八十歳を超えてなお、描写の集中力、持続力そして瑞々しい展開力に驚嘆する。

『風の素足』(閑人亭日録)

十日ほど前、味戸ケイコさんからお便りと絵葉書本をご恵投いただいた。お手紙の結び。《 4月初旬の個展も刻々近づいてきて、あっと言うまに当日になりそう。 黒の魅力は尽きません。 》 その通りだな、と絵葉書本『風の素足』(絵=味戸ケイコ 歌=平岡淳子…

これはこれで悪くない(閑人亭日録)

きょうの東京新聞、運勢「とら」は、《 人生の探求は始まったばかりである。行動を起こして良い発見をせよ 》 そうかあ。背中を押される気分。 新聞第一面下の出版広告は、佐藤愛子『百一歳。終着駅のその先へ』中央公論新社。《 これはこれで悪くない 》 ht…

ぼけにひぼけ(閑人亭日録)

故松平修文氏の未亡人、王紅花さんから個人誌『夏暦』六十一号が送られてきた。今号の題は「美しく生きよ」。表題作。 美しきものつかひ美しく生きよとぞ言ひし 遺れる漆器や玻璃器 心情をしみじみ感じる。同じく心に響いた短歌。 ぼけににひぼけ、しろぼけ…

セキセイインコ(閑人亭日録)

朝食を片づけて、セキセイインコの籠を開ける。勢いよく飛び出し、私の頭に乗る。まではいいが、糞をする。内野さんがティッシュでとってくれる。 昼食を片付けて、セキセイインコの籠を開ける。勢いよく飛び出し、私の頭に乗る。まではいいが、糞をする。内…

発見~高揚(閑人亭日録)

若い時は高い山を目指して元気に歩いて行く。年老いると、上った高い山からゆっくりと下界へ下る。若い時は頂上が見える。歳をとった時は、下界が良く見える。 そんなことわざをあらためて思う。最高の美術品の鑑賞を経験すると、それに劣る美術品に魅力を感…

刺し絵画家(閑人亭日録)

きょうは休息日。秋晴れの空の下、ぼんやりと過ごす。 味戸ケイコさんへ、伊藤彦造展の感想の手紙を認める。 挿し絵画家の伊藤彦造は、今風の言葉で言えば、刺し絵画家。 そんな文面。封をしてから気づいた。味戸さんも刺し絵画家だ。 凄みの刺し絵画家伊藤…

伊藤彦造展(閑人亭日録)

内野さん、白砂勝敏ギャラリーの小澤さんの三人でやよい美術館の伊藤彦造展へ行く。 https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/wordpress391/wp-content/uploads/2025/06/97938dab545e4c1ee70f482a314ad4e1.pdf 予想を超えて賑やか。娘さんを紹介され、挨拶。これ…

一盌に三極鼎立(閑人亭日録)

一昨日昨日と取り上げた北斎道子女史の不定形絵画三点の真ん中にある絵の題『原始の響き』に、松平修文の歌集『原始の響き』雁書館 一九八三年九月九日発行を連想し、昨日出かける前に久しぶりに再読した。絵と交感する短歌はなかった。本に挟み込んであった…

個展再訪(閑人亭日録)

昨日訪問した北斎道子展、奥の部屋にある水墨画風、抽象的な不定形絵画が気になって、再び内野さんと行く。じっくリ鑑賞。うーむ、我が家にある、先行する絵のほうが魅力的だなあ、と内野さんも同意見。我が家の絵は、北斎道子さんにとって最初の不定形絵画…

自由・奔放な発想(閑人亭日録)

昼、沼津市のギャラリーほさかの北斎道子展初日へ内野さんと行く。彼女らしい、ユーモアのある作風の愉しい具象画が並んでいる。奥の部屋の右の壁には三点、余白を生かした水墨画風、抽象的な不定形絵画。この前の個展で内野さんもいいね!と言ったので購入…

杖を買う(閑人亭日録)

近所で杖を買う。後期高齢者で腰痛持ちには杖が必要と実感。転んだらみっともない。歳をとったものだ。ジャズは生命力溢れる者の音楽だな、と『bukker little and friend』(ジャケットには小文字)を聴いて思う。ブッカー・リトル(1938-1961)は若くして急死…

心に深く響く(閑人亭日録)

朝の作業を終えて、コーヒーを味わいながら一昨日話題の『UNDERCURRENT』に耳を傾ける。息の合った間合いが嬉しい。間近で演奏されているような、心に深く響く美しい音・・・。 昨日話題の 『THE MODERN JAZZ QUARTET WITH LAURIND ALMEIDA』を再聴。うーむ…

『UNDERCURRENT』(閑人亭日録)

朝食のお皿に内野さんが今朝、そばの源兵衛川岸から摘んできたクレソンが添えられている。これはせっせと摘まないとすぐ増えてしまう。 午前十一時から自宅前の大通りは歩行者天国。爽快な秋空。富士山は雪が少し。猿の大道芸、ロックンロール・バンドから山…

秋の夜はダンモ(モダン・ジャズ)じゃ(閑人亭日録)

朝の一仕事(セキセイインコのお相手、朝食の後片付け、洗濯物を干す、風呂場を洗う)を終え、椅子にくつろぐ。コーヒーを入れ、ゆっくり味わう。眼を閉じる。部屋を吹き抜ける秋の風。街のざわめき。 夜、THE MODERN JAZZ QUARTET(モダン・ジャズ・カルテ…

持たないことのお気楽(閑人亭日録)

後期高齢者初日。バッグに入れてある保険証は、きのうまでの名刺大のものから二つ折りの、葉書より小さめの紙へ。私はマイナンバー・カードは当然、カードと名の付くものはテレフォンカードの他は何も持っていない。失くしたら困るし、盗み見られたら、また…