7月16日(月) 休館日

 午前十時半、目覚めにテレビをつけて驚いた。地震の画面。昼まで見入ってしまう。原発の火災にはあきれてしまう。これではどんな大事故が起きても不思議ではない。昼食後、自転車でブックオフ三島徳倉店へ。曇天なので汗がほとんど出ない。しかし、体力は平常の七割程度だ。知力も落ち込んでいる。風邪からの回復はいまだし。
 加納朋子「月曜日の水玉模様」集英社1998年初版帯付、同「虹の家のアリス」文藝春秋2002年初版帯付、河野典生「迷彩の森」講談社文庫1982年初版、高階秀爾ルネッサンスの光と闇」中公文庫1997年9刷、エリス・ピーターズ「死への婚礼」教養文庫1991年初版、計525円。満足満足。

 夕方一寝入り。知人が聴いてと貸してきたベトナムのギター弾き語り歌を少し聴く。今月初めての音楽かな。ふう〜ん。

 夕食後、近くの桜川へ灯籠流しに行く。顔見知りと久闊を叙す。一歳半の子を抱いている。彼女もおばあさんか。暗い川面をゆっくり流れてゆく灯籠の明かりは、いつ見てもあの世を感じさせる。対岸ではお祭りの露天が軒を連ねている。隣り合わせの厳粛とお祭り。このいい加減さがおもしろい。