霧雨〜初秋の青空

 朝は薄絹のような霧雨。ふわふわして傘を差しても身体に回りこんでくる。身体がしっとり湿る。遠い昔遠くの高原で体験した霧の情景を思い出す。……そんな若き日の淡い恋心……。初秋の霧雨は遠い記憶を呼び戻す。

 お昼には晴天。秋の空色だ。昨日は北一明作品の展示が終わり、きょうは味戸ケイコ作品と一階展示室の絵画を一気呵成に展示する。まだ微調整と味戸ケイコさんの本をガラスケースに並べなおす作業と作品名を付ける作業が待っている。ああ、でもこれで山を越した。はあ、疲れたわ。仕事をした気分。