♪風が吹いている〜♪ は、なんとも時宜にかなった歌だ。
11月下旬に新作木彫展をする白砂勝敏氏は、新制作展に初応募、入選を果たした。応募を強く勧めた身としては、ほっ。やったあ。白砂氏来館。個展案内状がちょうど届く。なんという幸運。
《 一般的に新制作は厳選と言われているが、他の代表的な団体と比較して、入選者数、受賞者数も少なく、作品の大きさ、質、などから考えても、そのレベルは非常に高いと言える。 》
香港から変化の風が吹き始めた。投票前に悪評さくさくの「国民教育」撤回の方針を打ち出したけど、無駄だった。
《 香港立法会選挙、民主派が3分の1を超える。 》
《 香港政府、国民教育を撤回。 》
2011年は、日本の潮目の年だと予感していた。その象徴が7月の地上デジタル放送転換だった。すなわちデジタルの衰退が始まり、アナログの復権が始まる。その前に東日本大震災と原発災害が起きて、その変化は速まった。2012年は、それが顕在化する年だと考えている。
K美術館を閉めるのは去る2月に決断したけれど、今にして思えば正解だった。仕事のシステム自体を組み換えなくては、次世代への道は拓かれない。つまりは愉しい生活は見込めない。周囲では何人かが新たな仕事の準備を始めている。それまでの遣り方を変えようとしている。じつに興味深い。5年後に振り返えれば、2012年が潮目を越えた年だとわかるだろう。
ネットのうなずき。
《 自分が一生懸命築き上げてきたもの――地位とかではなく、ものの見方とか大切な友人とか大切な静かな時間のありかたとか、そういうものを他人に滅茶苦茶にされないことが一番大事。 》
ネットの拾いもの。
《 “線路は続くよ どこまでも”なんて無邪気に歌っていたガキが、今では“線量は高いよ いつまでも”と歌っている。 》
《 悲しいとき〜〜 ライブで最後の曲を歌い終わっても誰もアンコールしてくれなかったとき〜 》
きょうの備忘録。
《 角川必携 国語辞典、ネジザウルス、アイデア 》