『夜の床屋』

 沢村浩輔『夜の床屋』創元推理文庫2014年10刷を読んだ。連作短篇集。これはすんげえ面白い。 男子学生が狂言回し。なんか、泡坂妻夫の平成版という印象。つまりはすごく私好みということ。 これ、きょう買った。いつもならしばらく寝かせるけど、ふっと読んだ未知の作家。冒頭の表題作は、 昨日の本で話題にしそうな山奥の無人駅が舞台。この一作で泡坂妻夫を連想。千街晶之の解説から。

《 こんな途轍もないことを思いついた発想力と、それを成立させた構想力への感嘆とともに。 》

 それにしても小さい活字だ。私は裸眼で(そもそも眼鏡を持ってない)十分読めるけど。

 ブックオフ長泉店で二冊。沢村浩輔『夜の床屋』創元推理文庫2014年10刷、柄刀一『システィーナ・スカル   ミケランジェロ 聖堂の幻』』実業之日本社文庫2013年初版、計216円。

 ネットの見聞。

《 人脈というのは、声を掛ければ自分のために労を惜しまず働いてくれる相手がどれだけいるか、 という話であって、「顔を知ってる」「名刺交換した」という話ではない。 》 ネット・ゲリラ
 http://my.shadowcity.jp/2015/09/post-7891.html

《 SEALDsの子達に対して「デモではなく社会活動を通じた民主主義構築の仕組みを作れ」とか言う人がいるけど、 そもそも自分達がそういう社会の枠組みを作れなかったから今の惨状があるのであり、数年前まで選挙権すら なかった若者に何から何まで背負わせようとして恥ずかしくないのかと思うわけです。 》 aira
 https://twitter.com/aira02_12

 ネットの拾いもの。

《 たぶん俺がもっとも似合わないスポーツ、ラグビー。 》

《 「敬老の日」が誕生日の人を調べたら、あの作曲家(自称)の佐村河内守
  いたけど、ありゃ、老人じゃなくてゴーストだな。

  もう一人、総理大臣の安倍晋三
  最も敬老したくない一人だな。  》

《 「間違いを正す」ときに、ある種の過剰なパフォーマンスをしてまでも、 それを正すことをアピールするのがアメリカ流。
  「間違いを正す」どころか、「間違いが起きたこと自体を一致団結して隠蔽しようとする」のが、日本流。 》