『あらしの白ばと 悪魔の家の巻』

 昼前、NHKBSプレミアム『さわやか自然百景』、「富士山 三島溶岩流」を昨日につづいて視聴。いい映像だ。 学校の教材に適している。
 郵便受けに届いた西條八十『あらしの白ばと 悪魔の家の巻』盛林堂ミステリアス文庫を開封芦辺拓の解説から。

《 とはいえ、ゲラに目を通し始めれば、結局止まらなくなったのは物語そのものの面白さとパワーのおかげで、 それは連載スタートから実に六十二年を経て、いっこう色あせてませんでした。 》
 http://seirindousyobou.cart.fc2.com/ca1/271/p-r-s/

 読むのはまだお預け。

 中村雄二郎『かたちのオディッセイ』岩波書店1991年初版、「第11章 幾何学と混沌」末尾の一節が、今のネット環境を予言している。

《 もうひとつは、新しい情報環境のなかで、マクルーハンのいう〈感覚麻痺〉と〈感覚閉鎖〉が起こりやすいことである。すなわち、感覚麻痺とは、ひとがなにかの原因で過度に刺激された場合、中枢神経が、損なわれている器官の感覚や機能を 切り離して自己を防衛することであり、また、感覚閉鎖とは、自分で作り出したものを偶像化するとき、その偶像に応じて 自己の感覚が閉鎖されることである。こうした感覚麻痺や感覚閉鎖によって、われわれは、世界の重層的なリアリティを 捉える能力を失い、感覚の自由度を減少させるのである。 》 171頁

 ネットの見聞。

《 「新潮45」12月号の、会田誠さんと椹木野衣さんの対談「現代美術と「背広」」では、何を着ればいいのかよく分からない 美術家の困惑から明治以来の芸術の歴史がどんな問題を巡っていたのがが見えてくる不思議な対談。「茶の本」、 英語で書いた岡倉天心が日本語への翻訳を禁じていたとは! 》 新潮45
 https://twitter.com/shincho45/status/799771611679162368

 ネットの拾いもの。

《 外国人が謎のセンスでピタゴラスイッチ作ってる・・・ 》 海外の万国反応記
 https://twitter.com/all_nations2/status/799960574515822593/photo/1

《 「プロ棋士サーバ」ってみんな言ってるだろなーと検索してみると、うようよ出てくる(^_^;)。 》 冬樹蛉
 https://twitter.com/ray_fyk/status/800442414397693952