休養

 昼前は降りしきる雨。五輪真弓の歌『リバイバル』の冒頭♪降りしきる雨の中を♪が浮かぶ。激しい雨もいいものだ。 一日ぐずぐず。しかし、もう少し食欲が出ないとなあ。
 雨上がりの午後、買ってきたカボチャを煮、ほうれん草を茹で、キウイの皮をむく。力を入れない流れ作業は体が動く。タンパク質はハム少々。これは夕食前にさっと火を通す。蜜柑を食す。うまい。

 福島久男歌集『男は夢の中で』ながらみ書房1992年初版を四半世紀ぶりに再読。ミステリ作家小泉喜美子さんのファンで、彼女の小説『男は夢の中で死ね』から借用されている。この本は、小泉さんのご母堂から恵まれた。

  悲しきはあなたの蔵書を貰ひ受けしその喜びを伝へられぬこと

 私もご母堂から、終の住まいのガラガラの本棚から形見分けの蔵書を恵まれた。思いもかけないことなので、重くならないように窪田般彌『幻想の岸辺』河出書房新社1972年初版、森茉莉『父の帽子』筑摩書房1979年5刷ほかにハヤカワ・ポケット・ミステリを五冊。クレイグ・ライス『わが王国は霊柩車』1965年初版、W・P・マッギヴァーン『囁く死体』1958年初版、シェリイ・スミス『逃げる男のバラード』1963年初版、ボアローナルスジャック『魔性の眼』1957年初版、同『すりかわった女』1978年初版を選んだ。

 ネットのいろいろ。

《 悪いけど、日本の国内向けメディアだけからの情報摂取だと、外で何が起きているかはある程度わかりますけど、 外から日本がどう見られているかの情報はほぼゼロです。国際社会が日本をどう評価していて、日本に何を期待しているのかは、 国内メディアだけでは絶対に知ることができませんよ。 》 内田樹
 https://twitter.com/levinassien/status/834612159057326080

《 余はグローバル化そのものに否やを言う気はない。間違いなく恩恵を受けているからな。しかし、どうやら、自分も含む、 多くのさほど優れていない人たちにとって、素晴らしい未来であるとも言えなくなったのは確かであろう。 小さな社会でも大きな社会でも、それ相応の問題があると言うことだな。 》 総統
 https://twitter.com/soutou_d/status/834363987584176130

《 長期勾留の沖縄平和運動センター議長 保釈認められず 》 NHK
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170223/k10010887091000.html

 この何日かネットを巡回せず。何の不都合もなかった。そんなものだな。