『純粋機械化経済』五(閑人亭日録)

 井上智洋『純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落』日本経済新聞出版社2019年初版、「第5章 新石器時代の大分岐──人類史上最大の愚行はこうして始まった」 を読んだ。
  https://www.nikkeibook.com/item-detail/35818

《  サマータイムの導入という愚行もまた、認識の歪みによっている。実施している地域では、夏の始まりの時計を早めるタイミングで、睡眠障害や心臓発作、 自殺などが増大する。(中略)
  日本のように、約70年前に導入して一度廃止したにもかかわらず、2018年に政府が再び導入を検討した救い難く間抜けな国もある。人間は未来を見通せないだけ でなく、過去の愚行についても忘却してしまうのだ。 》 286頁

 街は祭り三日目最終日。連日どこから湧いたのか、というすごい人出。午後は「三島サンバ」などの踊りが連なる。三島サンバは30周年。そうかあ三十年か。 昭和の終わり、この三島夏祭りはずいぶん寂れた。これでは・・・と考えても何ら名案が浮かぶこともなく。そのとき巷で「踊るポンポコリン」が大流行。 この曲に刺激されて「三島サンバ」が生まれた。軽快なサンバのリズムに乗って夏祭りは一気に盛り返した。こんなことがあるんだと驚いた。時代は何らかのキッカケで 一気に変わる。
 https://www.city.mishima.shizuoka.jp/kouhou/kouhou_data/kouhou_pdf/201808010/pdf/P06X07.pdf#search=%27%E4%B8%89%E5%B3%B6%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%90%27

 ネット、うろうろ。

《 インドのアジャンタ石窟寺院に、石の仏像があって、その顔が光の当て方で表情が変わる。仏像を、ガイドさんが懐中電灯で照らし「シリアス・スマイル・ メディテーション!」と繰り返して解説してる。・・優れた表現には、この3つがバランスよく入ってる。シリアス、スマイル、メディテーション。 》  布施英利(ふせ ひでと)
  https://twitter.com/fusehideto/status/1162198514496970752

 味戸ケイコさんの絵。

《 さらに、マラソンなど早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。 その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していくこととなりました。/第4回ボランティア検討委員会  開催  》 日本ボラサポ財団
  https://www.volasapo.tokyo/column/2020/840/

 終電で到着して徹夜して・・・。

《 ただ父親であるという事実だけで、どれだけ駄目で酷くても、とにかくひれ伏せ尊重しろ、と強要する方がおかしい。愛国心も同じ。自分の国だからこそ、 今の状況はおかしいと思うのが愛国なのであって、何があろうとニッポン人ならニッポンを全面肯定しろというのは幼稚な理屈だ。 》 佐々木敦
  https://twitter.com/sasakiatsushi/status/1162026945845985280

《 猫の手を(非常に)借りたい時の猫とは 実際こんなものです。 》 広済寺(真言宗
  https://twitter.com/ko_saiji/status/1162156290006609920