「サンリオ ギフト・ブック」(閑人亭日録)

 サンリオ ギフト・ブック(と文庫)を整理していて、東君平『紅茶の時間』1976年6月30日初版が目に留まり、開く。「本」。

《    本
   傘屋の店先の傘たちは
   まだ 雨の冷たさをしりません
   靴屋のウィンドーに飾られた
   あの靴たちも 道の遠さをまだしりません
   ただ 本屋の棚にいる
   あの本たちだけは
   自分の中味の重さをよくしっています  》

 1973年、会社名をサンリオに改称してからのギフトブックは好きで、最初に買った本は、今はない近所の本屋で出合った内藤ルネ『幻想西洋人形館 The Fantastic Dolls House 』サンリオ1974年10月25日初版をパラパラと見て写真に一目惚れ。詩「ブラック・ディナー」の写真(安東紀夫・フォト)にぞっこん。この一点で即購入。「あとがき」から。

《 人間は年を重ねて老いてゆくけれど、人形達はいつまでもほヽえみを浮かべて、幼ないまま──。
  人のかたちをしているだけに、これらの人形のいる風景は現実とは思えない幻想の世界を広げてゆく。
  何も知らぬげに、あどけなくしている人形達の過去はどんなだったろう。 》

 カバー裏の「サンリオ ギフト・ブックシリ-ズ」には25点。全部もっている。1980年までの、キャラクターもの以外の本は、サンリオ ギフト文庫を加えて80冊あまりもっているようだが、ダブりもあって数えるのをやめた。文庫本といえども重い。

 服部独美『教皇庁の使者 祈りの島』国書刊行会二〇二三年六月二十日初版第一刷を「謹呈 著者」の栞と共にご恵送いただく。未知の著者(はっとり・ひとみ)。瀟洒な函入りの本。
 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336075369/

 ネット、うろうろ。

《 2万円もらった人も簡単に返納できるマイナンバーカード。
  とりあえず返納しておいた方が安心のマイナンバーカード。
  手遅れになる前に廃止すべきマイナンバーカード。
  河野太郎がすすめるだけで怪しすぎるマイナンバーカード
  #マイナンバーカード返納運動 #マイナンバーカードの義務化に反対します 》 PassyKis
https://twitter.com/passykis/status/1670976492657053697

《 なんの根拠もなく断言する人を絶対に信用してはいけない。基本中の基本。
  無責任だからリスク無視して断言できるのだよ。 》 猫のリュックくん🐈
https://twitter.com/nasitaro/status/1671311757065977856

《 死に物狂いで刻苦勉励し続けるべき人間はいる。高待遇と引き換えに国全体の舵取りを任された少数のエリートだ。血反吐を吐く最大限の努力を続けた上でなお、成果が芳しくなければ、即刻退場。常に激しい新陳代謝が必要なポジションだ。
  オマエはなぜまだそこにいる? 》 会田誠
https://twitter.com/makotoaida/status/1670778817739390977

《 そういえば、自民党議員の統一教会との関係を調べる時にも、「調査」ではなく「点検」って言ってたっけ🤔

  「点検」ってのは、枠組み自体は正しいもので、そこに不具合がないか確認しますって行為よね。

  枠組み自体を疑ってほしいんですけど😩 》 buu
https://twitter.com/buu34/status/1671329413693313025