『三島ゆかりの作家展』展示単行本(閑人亭日録)

 昼過ぎ、源兵衛川中流、時の鐘橋上流の左岸(鉄道の石垣)のヒメツルソバを抜く。土のう袋一杯。こんなにあるとは。右岸の石垣は次回にまわす。滑りやすい川底に冷や汗。一汗。
 29日(水)から三嶋大社宝物館ギャラリーで展示する本のページをA3版に拡大する作業をする。見落としていたものや、活字をもっと大きくして読みやすくしたり。展示する本を段ボール箱に収める。
 単行本は、荒川洋治『心理』、久世光彦『女神(じょしん)』。小坂流加『余命十年』、小杉未醒『漫画と紀行』、武田泰淳『新・東海道五十三次』、田中小実昌『コミさんほのぼの路線バス旅』、種村季弘『晴浴雨浴日記』、都築道夫『目と舌の冒険』、藤城清治『光は歌い 影は躍る』など。他に文庫本、雑誌など。大岡信の本を何にするか迷っていて、本棚から抜いた『芸術マイナス1』弘文堂昭和35年9月5日初版発行をパラっと開いてみた。

《 アヴァンギャルドなるものは存在しない。アヴァンギャルドたらんとするものだけが存在する。ぼくは時々思うのだが、アァンギャルド芸術という言葉は、批評家のためにのみあるのじゃなかろうか。 》 「前衛のなかの後衛」 95頁

 この冒頭の発言にくら、くら。まず、この本を展示することに決めた。
 作業を終えてみれば、くたくた。一日が終える。やれやれ。