嬉しい感想(閑人亭日録)

 太平洋戦争開戦記念日。天気晴朗・・・。
 朝、歯医者へ予約の変更の電話をしたところ、受付の若い女性が、(「三島ゆかりの作家展」、)「面白かったです」と。これは嬉しい。いい天気だ。
 「三島ゆかりの作家展」に絵が展示された作家は、ここ(三嶋大社宝物館ギャラリー)でやりたい。」と依頼してきた。「絵の値段は・・・」と意気込んできた。これには参った。知り合いの画廊に相談すると、オーナーは、彼は高名な方なので私には手に負えない、とやんわり断ってきた。だろうなあ。私は市井の一コレクターであって、画商ではない。来年彼のアトリエを訪問して話をするつもり。
 昼前、内野まゆみさんとイチゴを持って福聚院へ。前住職・故久田誠道氏の木版画が好評だったことを報告。帰りがけ、三島田町駅隣接のスーパー・カドイケで食料品を購入。相変わらず高齢者で賑やか。籠一杯に買ってレジに並んでいる。電車をのんびり待つ。抜けるような青空。凪いだ風。戦争を終わらせるのは難しい。
 昼寝を終わらせるのは簡単。電話がかかってればばいい。白砂勝敏さんから電話。午睡の夢から覚める。来月催される個展の案内葉書の見本ができたから見てほしい、と。パソコンを開く。地名の訂正を一つ伝える。こんな電話でよかった。
 その後、近くの洋菓子店トロンコーニでプリンを購入、ご近所の小坂時計店へ手土産に持っていく。展覧会では、『余命10年』の作者小坂流加さんがここの娘さんとは意外と知られていなかったことを伝える。