2012-05-18から1日間の記事一覧

不在の加藤郁乎

朝刊で加藤郁乎氏の訃報を知る。十代の末、氏の俳句で現代の詩歌に開眼。その一句。《 冬の波冬の波止場に来て返す 》 いつぞやの年賀状に墨痕鮮やかな一句。《 年立つや一ニ三四五六七 》 四十年あまり前、西池袋の夏目書房で安く売っていた詩集『荒れるや…