2023-01-26から1日間の記事一覧

『芸術人類学』十一(閑人亭日録)

中沢新一『芸術人類学』みすず書房2006年4月15日第2刷、「IV 歴史との再会」の「友愛の歴史学のために」を読んだ。彼のおじさんの歴史学者網野善彦の業績の紹介から始まる。《 自由をめぐる思想のビジョンは、網野史学の核心部分に深く埋め込まれています。…

25日(水)『芸術人類学』十(閑人亭日録)

中沢新一『芸術人類学』みすず書房2006年4月15日第2刷、「IV 歴史との再会」の「壺に描かれた蛙──考古学と民俗学を結ぶもの」後半を読んだ。壮大な構想が展開される。たいしたものだ。脱帽。《 双体道祖神や縄文土器の文様を追ってきた私たちにとって興味深…