超絶の一枚

 毎日新聞昨夕刊にカチャーオことイスラエル・ロペスの死亡記事。享年89歳。「マンボ」を生んだ一人。彼のCDアルバム「 CACHAO MASTER SESSIONS VOLUME 1 」1994年76分を聴きとおす。じつにいい響き。帯の惹句は「リズムが止まらない…。」「超絶の一枚。」そのとおり。

 毎日新聞昨夕刊に「『戦争美術』へ高まる関心」という記事。安藤信哉が文部省戦時特別美術展覧会に出品した絵は立ち止まる女生徒を横から描いた「学徒」。銃後の日常。戦争画なら藤田嗣治アッツ島玉砕」が超絶の一枚だろう。東京国立近代美術館の常設展で観て息を呑んだ。

 午後、テケテケママが女友だちを連れて来館。北一明氏の書が目当てだったけど、木版画に瞠目。そう、超絶の一枚、ね。北一明氏の書にも目を瞠る。そう、超絶の一枚、ね。入れ替わりに地元有線テレビが木版画展の取材に来館。

 当館で手描きのお土産品を売っている内野まゆみさんがデザインした うしぶせ自動車のロゴが掲載されている。制作に少し関わっていたので嬉しい。