黒い招き猫

 静岡県立美術館と箱根のポーラ美術館でシャガール展。
  三歩進んで二歩シャガール

 美術館の北隣の食料品店が先月末に閉店。店内奥のの黒い招き猫が気に入っていたのだけれど、それを聞いた知人女性がわざわざもらってきてくれた。美術館入り口に鎮座して愛嬌を振りまいている。都筑道夫「黒い招き猫」角川文庫は、ホラー小説なので読まない。

 ネットでは東京京都での古本市渉猟情報。古本市は「わ、高い!」と本を棚に返してばかりの記憶。ブックオフはいい。当時買えなかった新刊本が105円で買える。逆に、当時高い金払って買った新刊本が105円だとくやしい。でも、そんな本はとうの昔に売っ払ってしまった。小雨の中、ブックオフ長泉店へ行く。手ぶらで戻る。手ブラは手ブラジャーの略か。あれは眼を惹く。最も古い記憶は武智鉄二監督「黒い雪」1965 年の映画ポスターか。手が招く。