昨日の源兵衛川の月例清掃の様子が友だちによって YOU TUBE に投稿されていた。嬉しいねえ。
梅原猛「百人一語」朝日新聞社1993年は批評眼が冴えていて読み応えがある。種田山頭火の項。
「生きている時には一部の読者にその才能を認められているものの、ほとんど無名で一生を終え、死んで後、名声が上がり、五十年も経つとその時代を代表する文学者になる人がいる。近代日本でそのような人を探すと、宮沢賢治と種田山頭火になるであろう。」
どうしやうもないわたしが歩いてゐる
この句を冒頭に掲げて梅原は一文を結ぶ。
「山頭火は、彼自身を含めた放浪行乞の詩人たちの心を見事にこの一句に表現したのである。」
「死んで後、名声が上がり、五十年も経つとその時代を代表する」芸術家に北一明がいると私は思うのだけれれど。