「幸せと信頼」

 昨夜は久しぶりに知人宅で歓談。知人が席を外している間奥さんと雑談。幸せが話題に。何が幸せと感じるかは人に よりけりだけど、私は人様に喜ばれることが幸せだと思う。そして困ったときに手を差し伸べてくれる人がいることと、 伝える。奥さんも納得。かような信頼関係は金じゃ築けない。自分の行動あるのみ。何かお願いした時、相手が快く 引き受けてくれるかどうかでも、信頼の度合いがわかる。まずは自分から行動しなくては。人は行動を見ている。

 朝、源兵衛川の月例清掃へ。

 午後、ブックオフ函南店へ自転車で田圃の中の道を走って行く。以前は国道136号線の歩行者と自転車兼用の舗道を 行ったが、200メートルほど西側に出来た道は農道を兼ねているので広くはないが、信号はないし田圃中なので気持ち良い。 四冊を買った。丸谷才一『軽いつづら』新潮社1993年初版、同『闊歩する漱石講談社2000年初版帯付、古川日出男『ルート 350(サン・ゴー・マル)』講談社2006年初版、藤本義一『鬼の詩/生きいそぎの記』河出文庫2013年初版、計524円。 ヘンだなと思ったら『闊歩する漱石』が200円だった。ああ粗忽者。

 1990年秋、三島市が全国公募した論文「三島市市制五十周年記念『これからの三島市のまちづくりについて』── 市制百周年にむけて」への応募作「水と緑の情感都市へ」が佳作となり、翌年1991年3月に公刊された。
 http://d.hatena.ne.jp/k-bijutukan/20141116
 1997年1月15日をもって食べ物店を閉店した。その時考えたのが、個人ではK美術館を半年後の6月1日に開館。共同作業では グラウンドワーク三島と源兵衛川にずっと関わっていく。夢は味戸ケイコさんを顕彰すること、源兵衛川をブランド化すること。 味戸ケイコさんは、去年8月に小学館から出版された『日本美術全集 第19巻』に絵が収録。もう一人の北一明は、 去年7月末の東京新聞で記念館を作る動きが大きな記事に(私は関与していないが)。そして今月8日、源兵衛川が 「世界かんがい施設遺産」に登録決定。四半世紀を経て夢はほぼ実現した。もっと時間がかかると予想していたが、 多くの人の結集で意外と早く。人の力ととともに時代の潮流が変わったのだろう。時代の潮流も人の力が作ってゆくものだが。 人の力を結集させる原動力は、信頼が基礎になっている。信頼がなければ、幸せ感も生まれない。

 お知らせ

 源兵衛川を「富士山 三島溶岩流」NHKテレビ『さわやか自然百景』で放送予定
 総合       20日(日)午前7時45分〜8時00分
 BSプレミアム  21日(月)午前11時00分〜11時15分
 http://www4.nhk.or.jp/sawayaka/x/2016-11-20/21/28447/2503715/