2月15日(月) 休館日

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店、105円が88円なので二冊。塩見鮮一郎「異形にされた人たち」河出文庫2009年初版、米原万里「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」新潮文庫2006年17刷、計176円。この17刷では2006年に亡くなった著者の絶筆が追加されている。貴重。

 午前中、源兵衛川中流域のコンクリート壁面の崩落防止工事の打ち合わせ。それから埼玉県からの視察の案内。途中から雨。またしても雨。参った参った。

 静岡新聞朝刊、MOA美術館の国宝「尾形光琳紅白梅図屏風』で調査結果」の記事「やはり金箔使っていた」。

≪新型機器を用いた材質分析の結果、前回の調査結果とは異なり、屏風の金地には金箔が使われたとする見解が示された。 ≫

≪また、絵の中央を流れる川の部分については「蛍光エックス線分析で、川全体に銀が存在している」と報告した。≫

 セザンヌの画集を開き、解説や伝記を再読して夜は過ぎてゆく。結局、セザンヌは何を描こうとしたのか。