初の停電

 昨晩、街が深夜のように寂しいと思ったら、どの店も節電をしていたからだった。美術館と自宅は、きょう初めて停電。白砂氏は自家発電気を持参。展示室はこれでかなり明るい。二階は遮光カーテンを上げればなんとか。なんかドキドキする。午後一時停電。発電機を使うほどでもないので薄暗い中、手渡された懐中電灯で楽しんでいたカップルが帰り、白砂氏と玄関に坐って日向ぼっこしながら雑談。午後四時通電。

 美術品、例えば絵画を自治体へ寄贈すると、後日どんなことになるか。17日の某ブログから。

《ところが○○村は○○町になったあと、○○市と合併した。村長室に掛かっていたはずの「○○○」は行方が分からなくなってしまった。何人もの人に頼んで探してもらったが分からなかった。

 それをようやく友人の○○君が見つけ出してくれた。○○市役所○○支所の倉庫に放り込んであったという。写真も撮ってきてくれた。》

 美術品は、自治体でなく、大切にするコレクターに渡るほうが、後世に遺る確率が高いと思う。芦屋市立美術博物館の騒動を見れば明白。

 ネットの拾いもの。

蓮舫さんには買い占めしてる人たちに言ってほしいです。その米、なぜ20キロなのですか、10キロじゃダメなんですか! 》

《今、震災に際して何もできなくて勝手に凹んでいる人へ。今から地道に貯金して、2年後3年後に東北に旅行にいく計画を立てよう。きっとその頃にはとりあえず復興できた観光地が閑古鳥で苦しんでいるはず。貴方達の出番はその時だ。本気で心配しているなら、今の気持ちを簡単に忘れないこと。》