闘う女

 お昼まで立教大学で学んでいる社会人15名を、源兵衛川などへ案内。途中二度、川に伸びた枝に留まっている翡翠カワセミ)を堪能。午後一時開館。

 斎藤美奈子『月夜にランタン』筑摩書房2010年初版を読んだ。いつもながらの鋭いツッコミの空気投げには、眼が洗われる思い。自らの子羊様、不甲斐なさを痛感。サイトウミナコはスゴイ。最後の項目「ベテラン作家の純文学をジャックする『闘う女』の怪」では、村上春樹1Q84』と大江健三郎『水死』を俎上に上げて以下のように結ぶ。

《 それにしても、この国のノーベル賞に一番近い作家とノーベル賞作家がともに「女性を描きたい」と意欲を燃やした結果が、強姦小説+妊娠小説であることをどう考えるべきか。あ、そーか。「女は性器で考える」っていうことか。「セックスは両足の間(性器)に、セクシュアリティは両耳の間(脳)にある」という言葉もあるんですけどね。世紀の「闘う女」にそんな小理屈は不要なのであろう。》

 ネットの拾いもの。

《 テレビをダラ見してたら、CMに「樹木希林」が出ていて、

  バラエティ番組では、小倉優子で出ていて、相変わらず、「ユーコリン」と呼ばれていた。

  その後、芸能番組で、AKB48の柏木由紀という人が「ゆきりん」と呼ばれていた。

  それから、ニュースで広島刑務所から脱走した「李国林(りこくりん)」が報じられていた。》