池澤夏樹「日本文学全集宣言」。
http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/
《 権威ある文学の殿堂に参拝するのではなく、友人として恋人として隣人としての過去の人たちに会いに行く。 》
選出されている石川淳『紫苑物語』を『日本文学全集69 石川淳』集英社1974年10刷で読んだ。弓をぐっと引いたような、 弓と弦(つる)、しなやかで剛直な文体、漲る強靭な精神の運動。石川淳ならでは、だ。彼の他の作品同様、日常感覚を深い ところから揺さぶる小説だ。
ネットの見聞。
《 海外にいると寿司や天ぷらはふつうに食べられるのだけど、蕎麦がなかなか食べられない。 》
ネットの拾いもの。
《 高校生徒会長選挙の応援演説「かれは5歳にして論語を紐解き―─」
「バラバラにしたんだろう!」 》
《 蘇る金欠 》