ジャズピアノニスト、エルモ・ホープのLPレコード『 Elmo Hope Trio 』1959年録音、 ギリシャの歌姫ハリス・アレクシーウのCD『 H Agapi Tha Se Vri Opou Ke Na Se (Love Will Find You..) 』2009年を聴く。どちらも琴線に触れる。アレクシーウ (1950年生)の歌うギリシャ語の歌詞の英訳ではどれも愛の歌。英訳詞を追いながら 歌を聴いても、発音がまるでちがうので、どこを歌っているのか見当がつかない。 歌詞を追うのをあきらめ、歌声にじっと身を浸す。深深と胸底に届く。
http://www.youtube.com/watch?v=K9rDhSsJAf0
エルモ・ホープ(1923-1967)の話題は初めてだと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=JhRVP2CjrR4
レコード解説でレナード・フェザーは書いている。
《 彼の複雑なハーモニーはブルースの根源的なルーツと結びついていた。彼は 静かで瞑想的な人物であり、同時に深い悩みを抱えていた。彼の芸術はこれら すべて、いや、それ以上のものを包み込んでいた。彼は時代の犠牲者だった。 彼にとって自分の音楽のたとえ一部分でも表現することのできた数少ない機会の 一つだった。 》
ウィキの記事。
《 きわめて独創的なピアノ奏法や作品のために、支持者は多くないながらも、 デイヴィッド・ローゼンタールのような評論家からは、バド・パウエルやセロニアス ・モンクと並ぶピアニストと看做されており、ハービー・ニコルスに匹敵すると 論ずる向きもなくはないが、依然として他のミュージシャンよりも低い評価に 甘んじている。 》
気になるピアニストの一人。彼と同時代、昭和三十年代(1955-1964)に 録音されたジャズ演奏の綺羅星のピアニストのなかで、独特のセンスがやたら 気になる。
昼、味戸ケイコさんから、昨日届いた手紙に続いて電話。お住まいの青梅市の 図書館での展覧会用に『あのこがみえる』『わたしのいもうと』『夜くる鳥』の 原画を送ってほしいというもの。昨日梱包を終えて発送を待つのみ。そんなに 急がなくていい、と電話したのだけれど、と味戸さん。頼まれ事は手早く。しかし、 台風の後に発送。
近所の知人の書き込みにビックリ。
《 最近、ホームレスが勝手に庭に住み着いてしまって、今日、追い出しました。 》
《 外階段下の死角にホームレスが巣を作っていたことが判明。 》
安倍をヤフー検索すると、まず安倍なつみ。そして安倍晋三。あべしんぞうを漢字 変換すると、まず安倍神像。やだねえ。変換候補に晋三はない。あれま。
どんどん景気が悪くなっているのに安倍首相以下、政権担当者とりまきメディアが あまりに低脳て、暗澹たる気分。駄目な新聞、テレビへの関心は低下の一途。