『 星兎 』

 寮美千子『星兎』パロル舎1999年初版を読んだ。ヴァーノン・リー『教皇ヒュアキントス』 国書刊行会の世界に惚れ惚れして、次に読む小説が思い浮かばなかったが、ま、これで。 カバーを外すと『教皇ヒュアキントス』の帯と同じような色合いの表紙。並べるとかなり 違うけど。内容もかなり違うけれど、これはこれでよい。帯の文から。

《 宇宙一せつない、物語。 》

《 そして、永遠が見えてしまいそうな、青。 》

 宇宙の彼方から来たらしい等身大の兎と少年の出会いとかけがえのない共感と別れの物語。

 午後、知人女性の花嫁姿を式場の三嶋大社で眺める。未婚の知人女性は明日、母親の通夜。

 ネットの見聞。

《 美少女ロボットは、海野十三では『地球要塞』のオルガ姫、「十八時の音楽浴」のアネット、 蘭郁二郎の「脳波操縦士」のルミ……といろいろあるのだが、たぶんルーツは「メトロポリス」のマリア、 さらにはヴィリエ・ド・リラダンハダリーにつながるので、別にhentai日本のお家芸でもないだろう。 》  芦辺拓

 『地球要塞』は青空文庫で読める。他は? 本棚へ。ハダリー(「未来のイヴ」)はない……。

《 一般席では、ライブ中、ほぼ全員立っているので、スタンド1階席や2階席の最前列以外では 必然的に立つことになりますが(立たないと見えない)、だからといってライトスティックを振ったり 叫んだり踊ったりしないといけないわけではなく、ただじっと立っている(?地蔵?と呼ばれる) のもOK。 》 大森望「50代からのアイドル入門」
 http://www.webdoku.jp/column/ohmori/2015/0327_192456.html

《 オールスタンディングのライブの場合でも、壁ぎわや後方にいれば、ジャンパーに悩まされる心配は ほとんどない。そうじゃなくても、慣れない現場で、ウカツに最前列中央を目指したりすると、 モッシュ(客同士で体をぶつけあう)やサークルモッシュ(みんなでぐるぐる輪を描いて走る)や 民族大移動(右から左、左から右と集団で移動)に巻き込まれてうろたえることになりかねないので、 中年の初心者は注意しましょう。 》 同上

《 高く跳べる人が尊敬されるマサイ族にちなんで、?マサイ?と通称されますが 》 同上

 うわあ、マサイまでいるのかあ。行かねえなあ(←行く気あるのか)。

《 自国民の意思は尊重しないが、外国軍の利益は最大限尊重する。政府上層部と その親族など特権階級で富を独占し、国民の生活上の困窮などには全く目を向けない。 ベトナム戦争末期の南ベトナムベトナム共和国)がそうだった。大統領は自国民ではなく ホワイトハウスの都合を優先し、結局国を破綻させた。 》 山崎雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki

 ネットの拾いもの。

《 当店では地域柄、筒井順慶関連の本がよく売れる。
  置いとけば必ず売れる。
  筒井康隆筒井順慶」も売れる。 》 奈良の古本屋

《 筒井康隆さんの作品のタイトルでちょっと間違ってるものに『虚構船団』『驚愕の荒野』 『家族百景』等あるけど、昨夜はじめて『類人猿 南へ』というのを見た。かなり読んでみたい…。  》

 本棚を眺める。……確かに。