小中英之歌集『わがからんどりえ』角川書店1979年初版を読んだ。彼の師といえる安東次男が解説を書いている。 彼の選んだ歌と私の選んだ歌が一つも重ならない。ネットを縦覧して私の選んだ歌に出合った。
《 花びらはくれなゐうすく咲き満ちてこずゑの重さはかりがたしも 》
既読の気がして検索。五年前の九月に読んでいた。
http://d.hatena.ne.jp/k-bijutukan/20110906
折しもきょうはさくらの日。さくら と「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせ、とか。
伊豆下田市では唐人お吉祭り。
http://www.shimoda-city.info/eve06.html
毎日新聞、「今週の本棚」、小島英記『幕末維新を動かした8人の外国人』東洋経済新報社への本村凌ニの評から。
《 「敬虔なハリス」は胃病で吐血し、看護婦代わりにお吉を雇ったという。潔癖症のハリスは春をひさいでいた お吉の正体を察し、わずか三日で帰している。「唐人お吉」は昭和になって作られたフィクション。 》
晴れると動きたくなる。昼前、中郷(なかざと)温水池下流の用水路でカワニナ採り。母子が何組も通る。子どもに これがホタルの餌と教える。どの母も知らない。ホタルを養殖している塚田冷子さん宅へ届ける。隣の本覚寺へ。 枝垂れ桜はまだ三分咲き。カランドリエ(暦)どおりにはゆかぬものだ。静岡気象台はきょうやっと開花宣言。
午後、自転車でのんびりブックオフ長泉店へ。おお、岩波文庫のハードカバー本が数十冊。岩波版ほるぷ図書館文庫 1975年9月1日第1刷発行だ。買い占めたいが、選べ選べ。選んで八冊。『白秋詩抄/白秋抒情詩抄』『萩原朔太郎詩集』 『三好達治詩集』、アンデルセン『絵のない絵本』、ヴェルコール『海の沈黙・星への歩み』、ジーン・ウェブスター 『あしながおじさん』、バルザック『知られざる傑作』、ラフカディオ・ハーン『怪談』。他に神林長平『Uの世界』 ハヤカワ文庫1996年初版、計972円。この前は空振りだったけど、きょうは何かある予感。行ってよかった。
ネットの見聞。
《 神保町にて笹沢左保『赦免花は散った』の角川文庫版をゲット♪光文社版しか知らなかったな(^ー^;A 昭和48年2月の初版だから、表紙をテレビに合わせて差し替えたのではなく『続・木枯らし紋次郎』の放送中に文庫化 (元版は講談社)した模様。 》 tokyo-zodiac
https://twitter.com/machodolagon/status/713616468596826112
本棚には『見かえり峠の落日』角川文庫昭和48年1月20日初版のカバー違い。宮下寿紀の絵。もう一冊はテレビ 画面を撮った写真のよう。こちらのカバー裏には『見かえり峠の落日』につづいて『赦免花は散った』『女人講の闇を裂く』 『六地蔵の影を斬る』。
表紙の差し替えはよくあること。24日の井上ほのか『ロンドン園遊会殺人事件(上・下)』1996年は、下巻が再版。 背表紙がピンクから薄緑に。初版の上巻をそれに合わせて薄緑に。印刷部数の少ない下巻が売り切れたのだろう。 上下巻初版のピンク背ももっている。計四冊もっている。
《 原書と違うところをみつけて鬼の首を取ったように「誤訳だ!」と評する読者をみかける。だが、ほとんどは「正確な訳」 にこだわると読めない代物になるから、日本人読者がすんなり読めるよう翻訳者と編集者が苦労した結果。読者のみなさん、 重箱の隅をつつくのはやめて、本そのものを楽しんでくだされ。 》 渡辺由佳里
https://twitter.com/YukariWatanabe/status/713320847046492160
《 他人の欠陥やミスを見つけるのは、ものすごく簡単。でも、それを大声で指摘する人にかぎって、 実際にはそれほどの仕事はできない。本当に苦労して仕事をしている人は、どんなに努力しても100%ではないことを 知っているから他人のあらは探さない。 》 渡辺由佳里
https://twitter.com/YukariWatanabe/status/713322900388843520
《 Apostroph 》
http://adaa.jp/2015/work/MOV/a_int_1st.html
ネットの拾いもの。
《 4月から名古屋(愛知)で生活する人へ、というツイが複数流れてきたが、総合するに 「どこに住んでも必ず近所にあるもの:喫茶店と中日新聞販売店」「ないもの:運転マナー」ということらしい。否定できない。 》
《 こんな重要なことを忘れていたのは花粉症のせいだ。きっとそうに違いない!歳のせいなんかじゃない! 》
《 なぜだろう、なぜだろう。心がOL。 》