「アスタルテの司書」

 昨晩、郵便受けに林由紀子さんが京都のアスタルテ書房の企画展「林由紀子銅版画展 アスタルテの司書」の案内葉書を 入れてくれた。早速電話。この案内状、宛名書きの余白が全くない。彼女も封筒で送る、と。片面は絵。片面は凝った紹介文で 埋められている。十数行の文章の最初と半ばと最後を。

《 咲き乱れる花々、微笑む少女の口許、幻想の乃至/現実の様々な生き物たち。 》
《 その正当な継承者・林由紀子。 》
《 銅版画家の生み出す美しい存在たちの香り立つ饗宴へ/どうか奪われるまま、ご観遊ください。 》
 http://librairie-astarte.com/%e6%9e%97%e7%94%b1%e7%b4%80%e5%ad%90%e9%8a%85%e7%89%88%e7%94%bb%e5%b1%95%e2%80%95%e3%82%a2%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%ab%e3%83%86%e3%81%ae%e5%8f%b8%e6%9b%b8%e2%80%95/
 https://twitter.com/PsycheYukiko

 昼前、源兵衛川の見逃していたヒメツルソバを抜く。 
 昼過ぎ、松毛川での植樹作業に参加。帰宅してコーヒー。ふう、 旨い。
 夕刻、今朝車の調子が悪くて、横浜から川掃除に来れなかった女性二人が遅れて来て茶碗のカケラを拾った、と電話あり。 ありがたい。明朝、月例清掃でゴミを回収だ。
 ネットの見聞。
《 10 Japanese Books by Women We’d Love to See in English 》 LITERARY HUB
 津島佑子河野多恵子中山可穂鹿島田真希川上未映子中島京子辻村深月稲葉真弓西加奈子小山田浩子
 http://lithub.com/10-japanese-books-by-women-wed-love-to-see-in-english/#
 河野多恵子『いすとりえっと HISTORIETTES 』角川書店1977年初版を選ぶとは。Gakugei Shorin, 1989とあるのは間違い。 書影の本を持っている。
《 本格冬の時代に鮎川哲也高木彬光仁木悦子陳舜臣森村誠一都筑道夫も海渡英佑もしっかり本格推理を出していた。 そしてなにより誰より、西村京太郎がギラギラと輝いていた。でもね、氷の神殿に風を吹かせたのは笠井潔という新人作家の 「バイバイ、エンジェル」という作品だったんだ。 》 猟奇の鉄人
 https://twitter.com/kashibaTIM/status/796708715382657024
 『バイバイ、エンジェル』角川書店1979年初版は、新刊で読んでいた。
《 事件が起き捜査が開始され、伏線が回収されて合理的に解決するミステリを「本格」とすれば確かに冬の時代など なかったろうが、僕や二階堂氏、MAQ氏が餓えていたのは、痺れるようなサプライズ、「知恵の感動」がふくまれた本格であり、 それはやはり新本格誕生まではめったと出会えなかったのだ。 》 芦辺 拓
 https://twitter.com/ashibetaku/status/797262719372013568
《 「自らの生活の質の向上よりも、憎しみの対象を傷つけることの方が、はるかに愉快だからです」というのは、 この国の「いま」にも当てはまる言葉だなあ。残念ながら。 》 藤原編集室
 https://twitter.com/fujiwara_ed/status/796914974824112128
《 沖縄問題で実績のない鶴保庸介氏を、安倍首相が「大臣に適任」と確信した決め手は、この番組だったかもしれない。 沖縄県民に堂々と傲慢な態度をとれる国会議員は、そういない。特に沖縄の近現代史を知る年配の議員には、 あの態度は到底真似できない。 》 山崎 雅弘
 https://twitter.com/mas__yamazaki/status/797003690317971456

 お知らせ

 源兵衛川を「富士山 三島溶岩流」NHKテレビ『さわやか自然百景』で放送予定
 総合       20日(日)午前7時45分〜8時00分
 BSプレミアム 21日(月)午前11時00分〜11時15分
 http://www4.nhk.or.jp/sawayaka/x/2016-11-20/21/28447/2503715/