中島智(なかしま・さとし)『文化のなかの野生 《芸術人類学講義》』現代思潮社2000年初版を少し読んだ。英語の題は 『 Nature in Culture The Lecture on Anthoropology of Arts 』。ワクワク。
《 この「陶酔の行」によって、私は能動に伴う限界と受動の限界を知らないダイナミズムを学びました。それは自力に対する 他力と言い換えてもよいものと思います。他力とは、他人の力の意ではなく、猥雑な通常の意識下に直覚として存在する核(覚) の心やそこから生じる純粋な衝動に対して受動になることです。 》 14頁
《 しかしリアルな世界は論理によって支えられるものでも突き動かされるものでもないのです。そもそも論理というもの自体が、 始めにある欲望や衝動を含んだ重層的な直観というものの「一片」に言語の枠で肉づけを施し、これによってその重層性を削ぎ落とす ことで便宜的に現象を固定化したものにすぎないのです 》 30頁
午後、友だちと源兵衛川上流部をゆったりお散歩。大人の休日。夕方はたと思い出し、本屋へ。高山宏『殺す・集める・読む』 創元ライブラリ2017年3刷を受取る。
ネット、いろいろ。
《 築50年の家(約10坪)をフルリフォームしたら幾らかかるか。 》 かあいがもん「お父さんの日記」
http://otousan-diary.hatenablog.jp/entry/2017/01/22/112226
《 米澤穂信が選ぶ10冊「日本という異界」 》 文春オンライン
http://bunshun.jp/articles/-/2708
『絹』アレッサンドロ・バリッコと『安徳天皇漂海記』宇月原晴明は持っていない。
《 森奈津子の喜劇と悲劇を同時上演、出演に杉本彩×加藤ひろたか×木下政治 》 ステージナタリー
http://natalie.mu/stage/news/236316
《 日本語に訳せないロシア語7選 》 ロシアNOW
https://jp.rbth.com/arts/2017/06/11/779767
《 将来、ネットやSNSを分析した学者が「日本国民が完全に自由を失ったのは2020年ごろとされているが、そのずっと以前から 『おや、こんな時間に誰だろう』『誰か来たようだ』との書きこみが頻出することから、すでに警察国家であり監視社会だったことがわかる」 という新説を発表するかもしれない。 》 芦辺 拓
https://twitter.com/ashibetaku/status/874506402609250305
《 スガ「政府の言うこと聞かない人々は一般人ではない!」 》
《 「いつまでもあると思うな自由とカール」 》